今日9時40分頃から、FM秋田の情報番組「モーニングアップフライデー」という生番組に電話で出演し、町のホットな話題を紹介しました。
今回の話題は、仙道地区で行なわれている除雪グループ「お助け隊」と「お互いさまスーパー創設事業」で行なわれる「仙道てんぽ」の取り組みを紹介しました。
仙道地区は戸数400戸、人口約1,000人の山間部にあるちくで、冬は2~3mの積雪がある豪雪地帯です。
高齢化が進み自分では屋根の雪降ろしができない世帯が増えているので、この度「お助け隊」を結成して除雪の手助けをしようという取り組みです。
すでに30件ほどの申し込みがあり、冬に備えて屋根の形状や敷地の調査などをしております。
自分たちの地域は自分たちで守ると言う素晴らしい取り組みです。
もう一つは「仙道てんぽ」の活動で、県の支援を受けて建物を改修し、新たな会社を設立して地域内唯一の生活用品小売店を運営するものです。
買い物支援の一環でもあり、統合で来春から小学校もなくなるので、学童保育の施設としても利用することを考えています。
自治組織である仙道地区振興会が、こうした活動の中心を担っていただいています。
また、さきがけ新報県南版で、昨日から2日間にわたって町の元気人が紹介されました。
一人は羽後高校3年の鈴木拓くんで、湯沢青年会議所が主催した「市民ライター育成塾」で、最高賞の「ベストライター賞」を受賞したというものです。
鈴木くんが選んだのは地元の伝統行事「西馬音内盆踊り」で、「仙台市内の女子高生が手に取ってもらえるような誌面」を作るというコンセプトだったそうです。
もう一人は、「うごまちキャラバン・メイト認知症サポーター協会」の佐藤美智子会長で、現在60人の会員で認知症に対する勉強会や模擬訓練など活発に活動しています。
羽後町は、全国的にも認知症サポーターやキャラバン・メイトの数が多い事で有名です。
こうした老若男女の元気人に支えられて、羽後町は独自の町づくりが出来ています。