「凸凹ぼしものがたり」(3分半)
あんびるやすこ:作・絵
ひさかたチャイルド:発行
2012.7第1刷(1200円)
宇宙の小さな星に、凸凸国と凹凹国という、ふたつの国がありました。
どちらに住む人も、とってもよく似ていましたが、手の形が違うだけでお互い口もききません。
そんなある日のこと、ふたつの国の真ん中である事件がおきて・・・。
>凸と凹を合わせれば、どこまでもつなげられる一方で、同じ形同士ではふたつをつなげることはできません。
そんな中から、他者との『違い』をどう乗り越えるかというテーマが見えてきたのです。
(作者のあとがきより)
元々は、幼稚園や保育園へ直接販売される月間絵本の一冊として生まれた絵本。
でも作者のあとがきを読んで、奥の深さを感じた。