「手話でつながる世界のあいさつ」(5分)
全国手話通訳問題研究会:作
見杉宗則:絵
クリエイツかもがわ:発行
2020.6初版(1600円)
全通研・国際部のメンバーさんが、2019年パリで開かれた『世界手話通訳者会議』で、さまざまな国の参加者に手話ビデオを撮らせてもらい、イラストにしたもの。
手話は言語なので、日本語、英語、ドイツ語、フランス語・・・のような感じで、日本手話、アメリカ手話、フランス手話・・・と表し方はいろいろだ。
もちろん世界共通手話などもあるけれど、それぞれの国の習慣に根付いた手話を見ると、その国の様子も何となく察せられたりする。
(ただし、当然ながら手話の語源を知らないと何もわからない。)
この絵本に出てくる挨拶などは、違いが国レベルだが、日本の中にあっても、方言と同じで地域によって表し方が色々だったりする。
自信をもって表したつもりが、ところ変われば全く通用せず・・・なーんてこともあるらしい。