アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2021-11-10 13:27:34 | 絵本
「みどりの馬」(8分)
ジャンビーン・ダシドンドク:作
大竹桂子:訳
稲田善樹:絵
てらいんく:発行
2004.4初版第1刷(1400円)

モンゴルの創作民話。
頭のいい大地の王ダーダイハーンと賢い空の王フフデイハーン。
悪い時代に封印をして、よい時代の扉を開く。
フフデイハーンは王さまの召使であるお日様と雨を、大地に順番に贈った。
ダーダイハーンは自分のずば抜けて優秀な灰色の馬を御礼に贈った。
しかし、空に贈られた灰色の馬は、心満たされることなく、故郷の緑の山々を思ううちに緑色にかわっていく。
そしてついには故郷に戻っていくのだが・・・。

モンゴルでは、学校にいけない子どもたちが大勢いて、その子どもたちに絵本を読む機会を持たせたいという願いから、移動図書館を贈る取り組みがある。
『絵本は心のご馳走』という言葉は素敵だな・・・と思った。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿