「ぼくの とっても ふつうの おうち」(4分半)
コンスタンチン・ザテューポ:作
藤原潤子:訳
かけはし出版:発行
2023.12初版第1刷(1800円)
作者は、ベルリンで絵本作家として活動されているが、生まれはモスクワだ。
2022年、ロシア軍によるウクライナ侵攻開始後は、アートイベントや学校、路上で、家を追われた子どもたちと日常的に交流している。
日本での出版は本書が初めて。
(略歴より引用)
日本人の幸福度指数が低い報道があるけれど、それは基準をどこに置くか、って話じゃないだろうか。
国内でも年明け早々の災害で帰る場所を失った人がたくさんいる。
世界的に見れば、寝る場所と食べる物という、最低限の権利すら確保できない人がどれだけ存在することか。
下を見ればキリがないと言われるが、上を見てもキリがないのだ。
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