アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2011-02-19 22:48:10 | 絵本
「八方にらみねこ」(6分半)
武田英子:文
清水耕蔵:絵
講談社:発行
昭和56年2月第1刷
昭和57年3月第5刷(980円)

養蚕の歴史は、「魏志倭人伝」に書かれているほど古く、長い間、わが国の民族産業として人々の生活を支えてきました。
美しい絹の糸を吐く“おかいこ”が元気に育ってくれるようにと、人々は日夜見守り、心身を使い、とりわけ主婦の働きは大きいものでした。
でも、この物語のじいさやばあさが経験したような養蚕の苦労は、だんだん忘れられていくようです。
(作者あとがきより)

だからこそ、伝えたくってこの絵本を作った・・・という作者。
蚕を守るべくネズミに対して睨みをきかした三毛猫の変化がすごい。


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