アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2015-09-07 21:22:24 | 絵本
「パパ・ヴァイト ナチスに立ち向かった盲目の人」(15分)
インゲ・ドイチュクローン:作
ルーカス・リューゲンベルク:絵
藤村美織:訳
汐文社:発行
2015.8初版第1刷(1600円)

作者は1922年、ドイツ生まれのユダヤ人女性。
第2次世界大戦中、オットー・ヴァイトの助けにより、戦時下のベルリンで生き延びた。

“ユダヤ人には新鮮な牛乳の配給を禁止する”
“ユダヤ人の家族が住む家には「ユダヤ人の星」の目印を必ずつけなければならない”
“ベルリン市の特定の場所に、ユダヤ人はもう立ち入ってはいけない”
表紙裏には、当時のナチスによる一方的な決め事が載せられている。

絵本と言うより、長くて生々しい実話だ。

・・・・・*・・・・・

余談。。
ナチス迫害を題材にした映画には様々なものがある。
その中でも「ライフ・イズ・ビューティフル」と「暗い日曜日」は心に残る作品だった。


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