雀庵の「ヴェノナ 我らの内なるスパイ網(13」
“シーチン”修一 2.0
【Anne G. of Red Gables/275(2021/3/27/土】すっかり春になって6時前には明るくなり、雀たちが「朝飯マダー?」と待っているからボーっとしてはいられない。
部屋に入れて保護していたブーゲンビリア4鉢などを日射しに慣らすために朝には外に出し、夕方には内に戻すのも面倒だが、手抜きするとすぐに死んじゃうからやらざるを得ない。自業自得、因果応報というか、ま、自己責任、自らまいた種ということで、「苦あれば楽=楽しみあり、楽あれば苦=世話あり」、結婚や子育て、人生と一緒だな。
結婚、子育て。男は先楽後憂で短期間(10~15年?)は楽しむものの、その後は無視されたり苦労したり、女は先憂後楽で苦労するが、その後は長ーく楽しむ、か。
女子の生理、男子の生理。男の苦しみは一種の地獄ではないか。猿と同様で、力のあるオスは多くのメスを抱えて子孫を増やすというのが神様の与えた初期設定だから、軟弱で冴えないオスは残念無念。
普通の男子はまずモテナイから女子の機嫌を取るために奢ったりするけれど、ほとんど無駄。生理が重症化するとお娼妓さんに治癒してもらったりするが、治療費は3~5万円もかかる。何だかんだで金欠病を併発してトホホ・・・青春は概ね悲惨になる。
会社や政府が男子の生理による負担を軽減するために補助金を出してくれないかなあ、と男子は声を上げたいが、それを言っちゃあオシマイよ、女子からは間違いなく「キモッ!」、男子からも「バカか、モテたければ出世するしかないんだよ、出世!」なんて軽蔑されたり。男はつらいよ、ンッタク・・・牝鶏鳴きて国滅ぶのじゃないか。
16世紀に南米は欧州人に侵略されたが、猿と同様に人間の雄は負けた雄を殺したり追放する。猿は子供も殺したようだが、学者曰く「それは育児期間は雌の排卵が抑制されるからで、勝者は寡婦となった雌(畑)と交尾して自分の子供をどんどん産またいわけ」という。人間も同様だろう。
20世紀までは近代医療が未発達で子供はなかなか育たなかった(5人産んでも2人しか成人しないなど)ため、とにかく安全保障のために子作りが大事な仕事だった。
女(畑)は頑張って運がよければ一生に5~10人ほどは産めるが、明治頃までは成人に育つのは1~5人あたりか。一方で男は20~30人の女を懐妊させることができるから、上手くいけば10年20年で50人ほどの子供を持てる。第11代将軍・徳川家斉は正妻の他に側室24人、“お手付”が20人以上で、名前が確認されている子供だけでも男子26人、女子27人とか。徳川家を維持発展させるために世継ぎを産むのが最大の仕事だったわけだ。
敗戦国の女は自分の夫や子供を殺した敵である男と交尾するか。今の価値観では否定されるだろうが、何万年も昔から猿と同様にそれは普通だったろう。白人に侵された南米では先住民の男はほぼ絶滅したどころではない、先住民の女は強者=白人の子供(混血、ハーフ)を競って産んだらしい。何十代もそれが続けば、逆に純粋先住民に似たような顔つきの子供が生まれると“まるで野蛮人、サルみたい”と嫌悪されたようだ(今でも!)。「異端」がある時期から「正統」に転換するのだ。そして本来の正統は原始人と蔑まれる。
日本が米国に占領されていた時代、「日本の婦女子の防波堤になる」あるいは「生活のためには身を売るしかない」という決意でパンパンやオンリーさんになった撫子は多かったろうが、「敗戦国に未練はない、日本はもう終わったのだ」と勝者=白人に擦り寄った女も少なくはなかったろう。オンリーさんは羅紗綿(らしゃめん、洋妾)と蔑まれたが、米国による占領が長引き、男が駆除されたり奴隷状態に置かれたら、今頃日本は白人系と黒人系ばかりになっていたのではないか。女は強い男の庇護を受けたい、そのためにはカスガイとして子供をなしたい、というのは本能だろう。
「戦争」という緊張がないと(つまり平和が長続きすると)人種、民族、国民という結束は弱まり、男女の紐帯も怪しくなる。しかし、戦争の危機が高まると「戦士向きの勇猛果敢な男子」の需要が高まるから、産めよ増やせよの肝っ玉母さんも増えてくるとか。戦略家のルトワックらは戦争(命懸けの競争)は民族、国民を活性化させると説いている。先進国の過度の平和は確かに人口減を招き、個人主義が過度に叫ばれ、国民の結束も劣化するばかり。人間性や文明文化を劣化から救うには戦争やその緊張が必要だという説は説得力がある。
共産主義は家族、人種、民族、国民という結束を否定し、「共産党中央=独裁者」への忠誠心こそが唯一の正義だという宗教である。原始以来の人間本来の価値観と大きく外れるから未だに成功例がなく、失敗ばかりで100年もった国はない。米国は戦後の共産主義の駆除が曖昧だったためにリベラル≒アカ(リベラルを装った共産主義独裁信奉者)が復活してしまった。愚の骨頂。
「ヴェノナ 解読されたソ連の暗号とスパイ活動」からの続き。
<「ヴェノナ」解読文は、米国共産党がソ連のスパイ活動を支援しているという事実を明らかにした。このことが、トルーマン政権をして1947年の行政命令に踏み切らせたのである。これは「米国政府の公務員は合衆国への忠誠心と秘密保全上の厳格な身上調査を受けねばならない」というもので、1950年代初めにアイゼンハワー政権がこれを強化した。
また、1948年にトルーマン政権の司法長官が、米国共産党指導者を「スミス法」の反政府扇動罪で起訴した時にも「ヴェノナ」から得られた理解がもとになっていたことが今日ようやく分かったのである。米国共産党とソ連諜報活動とは深く関係していることは一般国民にも浸透した。
ソ連が1942年から45年(の大戦中)に行った米国に対する無制限のスパイ活動は、あたかも敵国に対する類のもので、40年代末にはその規模と強い敵意は「ヴェノナ」に明らかで、冷戦は第2次世界大戦の何年も前から始まっていたのである>(とりあえず終わり)
・・・・・・・・・・・・・・・
小生は2001年の9.11米国同時多発テロで会社整理に追い込まれ、そのストレスもあったのだろう、胃がんで入院し、療養中に近代史をたまたま学び始めたため10年、20年でどうにかアカ的な思考を除染できたが、アカでメシを食っている労組の専従、アカ団体の職員、日教組、日共、立民、朝日、岩波などの人々は、除染する、あるいは歴史を学び直すということはまずしない。ズブズブだからアカ利権を手放すなんて考えもしないだろう。
天動説の世界で地動説が認知されるのに紀元前300年から西暦1700年までの2000年かかった。宗教という既得権益集団は、この世の天も宇宙も大地も人間も動植物も唯一神が創ったことにしているから、太陽系宇宙や、宇宙の中心が地球ではないというような地動説では聖書の否定になり、到底受け入れられるものではない。未だに宗教、宗派によっては天動説を唱えている。
アカ思想とか共産主義信仰の「マルクス教」は預言者レーニンにより、1917年のロシア革命でマルクス神が降臨し、ソ連という“この世の天国”を創ったことに始まる。ところがいつの間にか天国は地獄になり消滅、入れ替わりで第2代の天国は中国になった。9000万の信者(党員)にとっては確かに天国かも知れないが、それ以外の13億、なかんずく6億の貧者(棄民)にとっては「飢えないけれど夢を持てない地、まるで生き地獄」のようだ。実態がどんどんばれて今は世界の嫌われ者になっている。
ここに「我こそは正真正銘の正統派天国たらん」と急速に第3代に名乗りを上げたのが米国リベラル=アカ教団である。「第2代の信仰には濁りある、教義を汚している」ということなのか、ただの縄張り争いなのか、小生にはよく分からないが、独裁政治で米国民を抑え込み、黙らせて、挙国一致体制で中国のボス一派を倒して「正統派による赤色世界革命を」という野望を持っているのかもしれない。世界はこの遅れて来たアカに「なんだコイツ、何考えてんだ」と疑心暗鬼になっているようだ。
今どきのアカ・・・ポスト中共の世界の頭痛の主役は米国アカになり、先進国では出生率が高まるかもしれない。米中ガチンコは日本独立のチャンスだ。
目安箱:ishiifam@minos.ocn.ne.jp
https://blog.goo.ne.jp/annegoftotopapa4646
“シーチン”修一 2.0
【Anne G. of Red Gables/275(2021/3/27/土】すっかり春になって6時前には明るくなり、雀たちが「朝飯マダー?」と待っているからボーっとしてはいられない。
部屋に入れて保護していたブーゲンビリア4鉢などを日射しに慣らすために朝には外に出し、夕方には内に戻すのも面倒だが、手抜きするとすぐに死んじゃうからやらざるを得ない。自業自得、因果応報というか、ま、自己責任、自らまいた種ということで、「苦あれば楽=楽しみあり、楽あれば苦=世話あり」、結婚や子育て、人生と一緒だな。
結婚、子育て。男は先楽後憂で短期間(10~15年?)は楽しむものの、その後は無視されたり苦労したり、女は先憂後楽で苦労するが、その後は長ーく楽しむ、か。
女子の生理、男子の生理。男の苦しみは一種の地獄ではないか。猿と同様で、力のあるオスは多くのメスを抱えて子孫を増やすというのが神様の与えた初期設定だから、軟弱で冴えないオスは残念無念。
普通の男子はまずモテナイから女子の機嫌を取るために奢ったりするけれど、ほとんど無駄。生理が重症化するとお娼妓さんに治癒してもらったりするが、治療費は3~5万円もかかる。何だかんだで金欠病を併発してトホホ・・・青春は概ね悲惨になる。
会社や政府が男子の生理による負担を軽減するために補助金を出してくれないかなあ、と男子は声を上げたいが、それを言っちゃあオシマイよ、女子からは間違いなく「キモッ!」、男子からも「バカか、モテたければ出世するしかないんだよ、出世!」なんて軽蔑されたり。男はつらいよ、ンッタク・・・牝鶏鳴きて国滅ぶのじゃないか。
16世紀に南米は欧州人に侵略されたが、猿と同様に人間の雄は負けた雄を殺したり追放する。猿は子供も殺したようだが、学者曰く「それは育児期間は雌の排卵が抑制されるからで、勝者は寡婦となった雌(畑)と交尾して自分の子供をどんどん産またいわけ」という。人間も同様だろう。
20世紀までは近代医療が未発達で子供はなかなか育たなかった(5人産んでも2人しか成人しないなど)ため、とにかく安全保障のために子作りが大事な仕事だった。
女(畑)は頑張って運がよければ一生に5~10人ほどは産めるが、明治頃までは成人に育つのは1~5人あたりか。一方で男は20~30人の女を懐妊させることができるから、上手くいけば10年20年で50人ほどの子供を持てる。第11代将軍・徳川家斉は正妻の他に側室24人、“お手付”が20人以上で、名前が確認されている子供だけでも男子26人、女子27人とか。徳川家を維持発展させるために世継ぎを産むのが最大の仕事だったわけだ。
敗戦国の女は自分の夫や子供を殺した敵である男と交尾するか。今の価値観では否定されるだろうが、何万年も昔から猿と同様にそれは普通だったろう。白人に侵された南米では先住民の男はほぼ絶滅したどころではない、先住民の女は強者=白人の子供(混血、ハーフ)を競って産んだらしい。何十代もそれが続けば、逆に純粋先住民に似たような顔つきの子供が生まれると“まるで野蛮人、サルみたい”と嫌悪されたようだ(今でも!)。「異端」がある時期から「正統」に転換するのだ。そして本来の正統は原始人と蔑まれる。
日本が米国に占領されていた時代、「日本の婦女子の防波堤になる」あるいは「生活のためには身を売るしかない」という決意でパンパンやオンリーさんになった撫子は多かったろうが、「敗戦国に未練はない、日本はもう終わったのだ」と勝者=白人に擦り寄った女も少なくはなかったろう。オンリーさんは羅紗綿(らしゃめん、洋妾)と蔑まれたが、米国による占領が長引き、男が駆除されたり奴隷状態に置かれたら、今頃日本は白人系と黒人系ばかりになっていたのではないか。女は強い男の庇護を受けたい、そのためにはカスガイとして子供をなしたい、というのは本能だろう。
「戦争」という緊張がないと(つまり平和が長続きすると)人種、民族、国民という結束は弱まり、男女の紐帯も怪しくなる。しかし、戦争の危機が高まると「戦士向きの勇猛果敢な男子」の需要が高まるから、産めよ増やせよの肝っ玉母さんも増えてくるとか。戦略家のルトワックらは戦争(命懸けの競争)は民族、国民を活性化させると説いている。先進国の過度の平和は確かに人口減を招き、個人主義が過度に叫ばれ、国民の結束も劣化するばかり。人間性や文明文化を劣化から救うには戦争やその緊張が必要だという説は説得力がある。
共産主義は家族、人種、民族、国民という結束を否定し、「共産党中央=独裁者」への忠誠心こそが唯一の正義だという宗教である。原始以来の人間本来の価値観と大きく外れるから未だに成功例がなく、失敗ばかりで100年もった国はない。米国は戦後の共産主義の駆除が曖昧だったためにリベラル≒アカ(リベラルを装った共産主義独裁信奉者)が復活してしまった。愚の骨頂。
「ヴェノナ 解読されたソ連の暗号とスパイ活動」からの続き。
<「ヴェノナ」解読文は、米国共産党がソ連のスパイ活動を支援しているという事実を明らかにした。このことが、トルーマン政権をして1947年の行政命令に踏み切らせたのである。これは「米国政府の公務員は合衆国への忠誠心と秘密保全上の厳格な身上調査を受けねばならない」というもので、1950年代初めにアイゼンハワー政権がこれを強化した。
また、1948年にトルーマン政権の司法長官が、米国共産党指導者を「スミス法」の反政府扇動罪で起訴した時にも「ヴェノナ」から得られた理解がもとになっていたことが今日ようやく分かったのである。米国共産党とソ連諜報活動とは深く関係していることは一般国民にも浸透した。
ソ連が1942年から45年(の大戦中)に行った米国に対する無制限のスパイ活動は、あたかも敵国に対する類のもので、40年代末にはその規模と強い敵意は「ヴェノナ」に明らかで、冷戦は第2次世界大戦の何年も前から始まっていたのである>(とりあえず終わり)
・・・・・・・・・・・・・・・
小生は2001年の9.11米国同時多発テロで会社整理に追い込まれ、そのストレスもあったのだろう、胃がんで入院し、療養中に近代史をたまたま学び始めたため10年、20年でどうにかアカ的な思考を除染できたが、アカでメシを食っている労組の専従、アカ団体の職員、日教組、日共、立民、朝日、岩波などの人々は、除染する、あるいは歴史を学び直すということはまずしない。ズブズブだからアカ利権を手放すなんて考えもしないだろう。
天動説の世界で地動説が認知されるのに紀元前300年から西暦1700年までの2000年かかった。宗教という既得権益集団は、この世の天も宇宙も大地も人間も動植物も唯一神が創ったことにしているから、太陽系宇宙や、宇宙の中心が地球ではないというような地動説では聖書の否定になり、到底受け入れられるものではない。未だに宗教、宗派によっては天動説を唱えている。
アカ思想とか共産主義信仰の「マルクス教」は預言者レーニンにより、1917年のロシア革命でマルクス神が降臨し、ソ連という“この世の天国”を創ったことに始まる。ところがいつの間にか天国は地獄になり消滅、入れ替わりで第2代の天国は中国になった。9000万の信者(党員)にとっては確かに天国かも知れないが、それ以外の13億、なかんずく6億の貧者(棄民)にとっては「飢えないけれど夢を持てない地、まるで生き地獄」のようだ。実態がどんどんばれて今は世界の嫌われ者になっている。
ここに「我こそは正真正銘の正統派天国たらん」と急速に第3代に名乗りを上げたのが米国リベラル=アカ教団である。「第2代の信仰には濁りある、教義を汚している」ということなのか、ただの縄張り争いなのか、小生にはよく分からないが、独裁政治で米国民を抑え込み、黙らせて、挙国一致体制で中国のボス一派を倒して「正統派による赤色世界革命を」という野望を持っているのかもしれない。世界はこの遅れて来たアカに「なんだコイツ、何考えてんだ」と疑心暗鬼になっているようだ。
今どきのアカ・・・ポスト中共の世界の頭痛の主役は米国アカになり、先進国では出生率が高まるかもしれない。米中ガチンコは日本独立のチャンスだ。
目安箱:ishiifam@minos.ocn.ne.jp
https://blog.goo.ne.jp/annegoftotopapa4646
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます