アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

東海道の離合を狙う②~251系 & E231系

2022-12-23 19:00:00 | 鉄道写真(EC)
前出の画像より更に10年くらい経った2009年春の画像を続けてみたい。
この時代、すでに東海道線には113系電車はなく、現代に繋がるE231電車が一大勢力を振るっていた。この日は、離合を狙うには格好の撮影ポイント戸塚に出向き、撮影を楽しんでいたようである。現代のお若い鉄チャンには、目的の被写体以外の車両がファインダーの中に入ることを拒む傾向にあるようだが、アントンKは全く正反対。いつも何か別の第二の獲物を期待してしまうのだ。もちろん別物に目的列車を邪魔され、撮影出来ずで涙を何度も飲んできた経験も人一倍多い訳だが、だからこそ、偶然に綺麗に収まった時の感動も一入だと言える。
今回は、引退して久しい251系による「スーパービュー踊り子」と現代のJR東日本ネットワークの象徴列車とでも言うべき「湘南新宿ライン」との離合。正確には、離合ではなく、ここでは並走と呼ぶべきだろう。東海道線と横須賀線が同一方向に進む戸塚ならではの楽しさだ。
2009-04-11      E231系 & 251系  東海道本線:戸塚付近


東海道の離合を狙う~113系&373系

2022-12-20 18:00:00 | 鉄道写真(EC)
最近気づいたことだが、長年撮り溜めてきたカラーポジフィルムの劣化が進行している。デジタル完全移行から16年が経ち、それ以前の約30年間のフィルムは、今後ますます劣化が進んでしまうのだろう。
この拙ブログを始めた2011年頃から、徐々にデータ化を進めて、ようやく一巡したところだが、実は別の手段でさらにデータ化を開始しようと画策している。何しろ、今までのものは見様見真似の未熟な作業の末のデータで、最近のPCで見返すと不満な画像が多々見受けられるのだ。これからは、フィルムの褪色進行とデータ化との戦いになりそうだが、思い入れの深い画像だけでも急いで実行したいと決心しているところだ。
掲載画像は、東海道線で数々の離合を狙った時の1コマ。当時東海道線といったら、湘南電車の代名詞113系を思い浮かべ、セミクロスシートに身を置いた日々が浮かんでくる。アントンKにはやはり211系でもE231系でもなく、純粋な鋼体車である113系電車なのだ。この時代、急行「東海」は、それまでの165系から新しいJR東海の新鋭373系へ置き換わり、特急列車に格上げされていた。今ではどちらも見られず懐かしの画像となっている。
1998-07-18     373系 113系離合  東海道本線:横浜-鶴見

相次ぎ発表されるリバイバル特急~485系「はつかり」

2022-05-13 20:00:00 | 鉄道写真(EC)
今年は鉄道開業150年という節目にあたり、この時点で全国的に数々の企画の発表がされている。かろうじて残存している185系電車を使った新幹線リレー号が計画されているようだし、特急「ひばり」、特急「はつかり」の特別運転もあるようで、何時になく活気づいてきた印象を持った。中でも、新幹線E2系電車の200系新幹線塗色化には、当時を彷彿とさせるイメージが湧いてきて、今から楽しみなのだ。
方や、鉄道各社の決算発表が相次ぎ、コロナ不振からか存続の危機とされる多くの路線が明白になった。特に地方ローカル線の衰退は、さらに顕著となりとても不安に思う。今後、日本の鉄道における原風景は、ますます消滅してしまうことを思うと、どこかやり切れなく心がざわついてしまうのだ。
掲載写真は、登場時これが485系?と思うほどショッキングな姿でデビューしたリニューアル車3000番台。新幹線からのリレーで津軽海峡を渡り函館まで走った特急「はつかり」号を掲載しておく。黄色の派手顔に大きく形式がレタリングされているのは、当時見初めだったと思われる。今年運転予定のリバイバル特急も、現在のE653系での運転らしいが、当時を回顧できるような心境を感じられるだろうか。
1999-04-30  485系3000番台 はつかり JR北海道/ 釜谷付近

新北陸色?! 消滅でも無関心~413系・475系電車

2022-05-09 19:00:00 | 鉄道写真(EC)
”新北陸色”と言われて全くピンと来なかったアントンK。もちろんJR西日本、北陸線には関わりは今までも少なく、特に民営化後、そして北陸新幹線開通後になってからは、全く縁と遠くなってしまった。今回絵柄を見て、ようやくそんな塗色の電車が走っていたかも、と他人事のように思い出してきた。
とにかく最近感じることは、現時点での鉄道趣味的見地から、自分自身が随分と現実離れしてきたという事だ。機関車でも最近現れた機関車など番号種別などは無知で解らず、電車に至っては一目で〇〇〇系何番台と判別出来なくなってきた。
国鉄時代はこうではなかった!と言ったら、年寄りそのものだが、今ではとにかく車両一つとっても、多種多様に入り乱れ複雑化しているように感じるのだ。先般の189系の記事をとっても、数年の間に外観、用途が編成単位で変更され経過していたことが今更ながら解った始末。同じ様なことが身近に走っている東急線などでも散見でき、把握できていないことに気づかされているのだ。生涯現役を貫くつもりなら、もっと精進しないと継続できない瀬戸際に立たされていると再認識したのである。
話題にした新北陸色の電車の写真を掲載しておく。当時は夏場に北陸の地に出向き、夜行列車の撮影を中心に据えて、昼行特急とともに、大好きだった急行顔である475系などの撮影に興じていた。交直流急行色であるピンク色ではなく、クリーム塗装車が現れた時は、常磐線の415系電車を彷彿とさせたことを思い出す。当時から無関心、今でも無関心。記事にでもしないと闇に葬られる塗色。全く情けないことだ。
1995-08-05      350M 475系・413系 JR西日本/北陸本線:大聖寺付近


東武線に乗り入れた189系電車

2022-05-07 18:00:00 | 鉄道写真(EC)
趣味の世界も、長い月日を重ねるとアップデートが間に合わず混乱してしまうことが度々起きてしまう。
先週家族で東武線に乗り、鬼怒川を往復してきたばかりだが、それで刺激を受けたのか、愛孫から東武線に関する数々の質問が絶えず嬉しい悲鳴の日々を送っている。しかしアントンK、鉄道は昔から好きでも近年までの電車たちの詳細まで把握が追いついておらず、「何でも来い!」とまで言えなくなりつつある現実に直面しているのだ。
数日前にも連絡があり、「189系電車が東武線を走ったことがある」と言うのだ。これには、とっさにそれは誤りだと答えてしまったが、実際には臨時列車ではあるが日光や鬼怒川まで入線した実績があった。現在のE253系電車で新宿から直通運転している列車の前身に当たる列車らしい。これは、専用に改造された485系電車の予備車として存在していたらしいが、当時は全く知る由も無かったのだ。愛孫には、慌てて訂正の連絡をしておいたが、どこでそんな事実を知ったのか、恐るべしなのである。やはり新しい感性を身に着けることは今さら出来ないだろうが、日々精進は怠ってはいけないことを痛感している。
話題にした、189系電車東武線乗り入れ可能のOM201編成の写真。確かに東武100系スペーシアと塗色を類似させ臨時列車として走っていたと思われる。485系電車にも同色があり、そちらがメイン使用だったようで、アントンKには正直記憶がない。撮影しているかどうかも不明だったので、この際徹底して捜索した画像を掲載しておく。東武線内の画像はなく、正月運用の成田臨の画像であることをお許しください。
2007-01-08     9343M   JR東日本/成田線:下総松崎付近