前日より東北へ遠征し、東北本線~磐越西線~羽越線と廻り、「出羽」より一足早く山形入り。翌日のパフォーマンスを期待しながら早めの就寝。翌朝日の出に合わせて宿を後にする。もっとも今では、5時半を回らないとお日様は顔を出してはくれない。いつのまにか随分日が短くなったこと。で、目指すは、色々迷った挙句、「鳥崎」に決定した。この地は、羽越線内では、メジャーポイントの一つだから、ひと目で羽越線とわかるし、かつて廃止前の「出羽」をここで何度か撮影しているが、もちろんフィルム時代の話、デジタルで撮り直しの意味もあった。
天気は予報通り快晴となり、斜光線が眩しく気合いが入る。目の前に見える鳥海山も、そのなだらかな稜線がくっきりはっきりで、今日の晴天を予感させた。数年振りの鳥崎に到着し、すでに三脚の林が出来つつある山の斜面を足を滑らせながら、よじ登り、何とか撮影場所を確保。皆様の三脚の林より、一番線路よりに無事落ち着いた。定番の構図ではなく縦位置で撮ってみたかったからだ。直前でバッテリー切れのトラブルに見舞われてしまったが、何とか撮影終了。追いかけはせず、パーイチの貨物を撮りながら、ゆっくりと東京を目指すことにした。
~~~~~~~~~
2012(H24)-10-14 9015レ EF81138 出羽 羽越本線:吹浦-女鹿
Nikon D300 Nikkor AF-S 300mm F2.8D