細々と伯備線の運用についている、ロクヨンの一般型(0番台)の動きが心配だ。ここのところ、ネット等の情報によれば、ほとんど稼動しているカマがいない。このまま消滅してしまえば、伯備線では1年も満たない少しの間での活躍ということになる。もともとこの路線は、貨物は1000番台のロクヨン、旅客はJR西日本の0番台であったが、旅客の9号機はとっくに廃車となってしまい、客レ自体が最近滅多に運転されなくなった。春の改正から、貨物にも0番台が運行されるようになり、一度は足を運ぼうと考えていた矢先、この10月になって一揆に休車がかかり出してしまった。国鉄色が稼動していないことが、二の足を踏んだ理由であることを白状しておこう。でも、今になってちょっぴり後悔している。
写真は、伯備線ではないが、中央線を重連で走るEF6433+72の0番台。重連の次位が更新色であったのと、冬の光が長い影を落とし、全面が影だらけになるのを嫌って正面がちに狙った。兄貴分のロクニより勇ましく見え、まさに「山男ロクヨン」たる風格すら感じる。
JR貨物のEF64 0番台は風前の灯となってしまったが、JR東日本に定期運用はないものの、ロクヨンゼロが在籍している。末長い活躍を期待したい。
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2005(H17)-12-28 5886レ EF6433+72 JR東海 / 中央西線:大桑-野尻
Nikon D200 Nikkor AF-S 300mm F.2.8D