今年は、関西に電車の撮影に行こうと思っている。ハコ屋からすれば、電車は昔から関西。国鉄、私鉄問わず関西圏の電車は、どれもカッコよくて魅力的だった。JR時代に入り全国的にみてもデザインに個性がなくなりつつある中、JR西日本の電車は、どこか素敵に見える。それは、未だに過去の歴史の影響が色濃く残っているからなのだろうか。今もって関西では、魅力ある私鉄電車がひしめき合っているので、それに負けじとJRでも追いつけ追い越せというところだろう。
新快速が良い例で、私鉄とJRは、料金、スピード、サービスを今も競い合っている。153系の時代は、明らかに私鉄の阪急、京阪等に軍配が上がったろうが、(自分は153系が目いっぱいの走行を見せていた事に魅力を感じてはいたが・・)現代では、随分とその差も縮まっているのではないだろうか。写真の221系がデビューした時は、そのスタイルの良さにびっくりしたものだ。どこか私鉄王国関西を意識したようなデザインで、外観も、そして車内もとても地域に馴染んでいると感じている。環状線には、まだ103系や201系も見られるとのこと、是非ゆっくりと廻ってみたいものである。
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2006(H19)-02-13 221系&201系 JR西日本/東海道本線: 山崎