8月も盆を過ぎると日の入りが早くなると感じる。本格的な夏を迎える前、日が長くなってくると、今まで撮影出来なかった列車達に目が行き、早朝や日没間際の列車たちがターゲットとなる。いつもそう考えてはいるが、今年はなかなか良いタイミングで出掛けられなかった。梅雨が明けると、猛暑日の日々。今年はいつになく厳しかったように思う。
この日は、一日中南風が強く、東京ではまたまた猛暑日となった火曜日。夕方まで太陽が燦々と眩しく、「撮影に出ろ!」と言われているようだった。この時間からは、お仲間に教わった79レが狙い目。茜色の夕日を期待してハンドルを南へ切った。いつもなら、小倉陸橋ということになるが、日は射しているものの、線路端の雑草が高くマンダ~ラに影が出るので線路沿いから狙うことに。分単位で太陽が角度を変え影が増える中、やってきたのは、何やら顔色の悪い異端児PF2127号機であった。ロクヨンだとばかり思っていたのに、ここの所、変運用で65PFに差し変わっているらしい。暖地形の65PFは好みではないが、夏の終わりに夕日を目いっぱい浴びた黄色の貫通扉が印象的であった。
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2014(H26)-08-05 79レ EF652127 JR東海道貨物線:新鶴見付近