アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

倶利伽羅峠越えの「トワイライトEXP」

2015-02-22 20:00:00 | 鉄道写真(EL)

週末は、天候もまずまずの北陸地方へ・・・

ダイヤ改正で激変する信越~北陸線へ訪ねてきた。新幹線が開業する時ほど、今までの在来線が激変する時はないだろう。国鉄時代まで遡っても、ゴーマルサン(S50年3月改正)や、ゴーナナイチイチ(S57年11月改正)は、アントンKにとっても衝撃的だった。そして今回の2015年3月改正は、同じくらいの変化をもたらす改正になった。今回訪ねた富山~石川県では、「新幹線が来る!」ということだけで、街に活気が溢れどこか明るい雰囲気が伝わってきた。反面、鉄道を趣味としている我々にとっては、由緒ある列車たちが廃止されてしまい、この手のダイヤ改正はちょっと複雑な心境だ。

今回、ここ倶利伽羅峠で8002レを撮りたかった。サミットの倶利伽羅トンネル手前の上りこう配区間を、あえぎながら登ってくるパーイチを撮影しようとこの丘を目指した。予報が曇天ベースだから、ここでは好都合と準備を急いだが、時間が迫るにつれ、回復傾向、薄日が差してきてしまった。まあもっとも、ここへ来るまでに描いていた雰囲気とはちょっと違っていたので、まあそれも良しと半ば諦めてはいたのだが・・

思いのほか下りの架線がうるさくて被写体に掛かり、架線を気にすると、肝心な列車の角度、納まりが悪くなる。また想定していたのは、一面の雪景色。もっと暗く厳しい感じにしたかったが実際にはかなり違ってしまった。やはり写真もそういった意味では「一期一会」。現地に来てみないことには始まらないということだ。

架線が列車に掛かるのなら、下り列車と離合しないかな~と考えていたが、それももう少しのタイミングで叶わず、パーイチは定時で姿を現した。

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2015(H27)-02-22   8002レ  EF81103 トワイライトEXP JR西日本/北陸本線:津幡-倶利伽羅