現在本州ブルトレとして唯一孤軍奮闘しているのは「あけぼの」ということになる。今になって思えば、「あけぼの」の列車自体の歴史も永くなった。伝統ある特急といえるだろう。今も変わらず上野-青森間の特急だが、現在は高崎~上越~羽越線経由での運転。牽引機も、EF641000番代~EF81へとリレーされている。毎年、何回か撮影の機会があるが、アントンKとしては、正直今ひとつシックリこない。「あけぼの」はやはり奥羽線の寝台特急で、今ではあり得ないが、東北線から北上してほしい。3往復時代は、「北斗星」「カシオペア」も無く、電車寝台の「はくつる」とともに、東北線の朝のクイーンであった。
その当時、掲載した写真のように、東北線の直流区間は、宇都宮区のEF65PFが担当。ヘッドマークのデザインも、現在のものとは違い、字体が大きく、全体的に朝日を表しているような赤の基調が多く、こちらのデザインの方が好みであった。
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1984-12-30 1006レ EF651017 あけぼの6号 東北本線:片岡-矢板
Nikon F3P Nikkor 180mmF.2.8S PKR
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