孤軍奮闘のEF66が今日も走っている。我等がスターEF66 27だ。若者から「ニーナ」などと愛称をもらい、日夜東奔西走を繰り返している。アントンKはと言えば、若者たちに交じって撮影に・・とは決して思わないが、こう運転情報だけが飛び交うと、何かと絡めて撮影したくなるのが、鉄チャンの定のようなもの。いつも気には留めている。
EF66という電機自体は、マイナーチェンジされた100番台を含めてまだ30数両の世帯をもち、未だ貨物列車の要の電機として活躍している現状だが、いよいよ今後動きが出てきそうな気配を感じている。そんな中、唯一の0番台であるこの27号機は、貴重というより希少なのだろう。この機関車が通る時間には、沿線の撮影地ではブルトレけん引時代を知らないようなお若いファンで埋め尽くされてしまうのだ。しかし、目的の機関車が通過していくと、スマホ片手に、耳にはイヤホン姿で、さっさと立ち去っていくような誠にスマートなスタンスなのである。その行動からは、憧れや深い思いや熱さは感じられず、ブームに乗っただけの浅はかなもののように感じてしまうのだ。アントンKが彼等の世代の頃とは、まるで違うことに少し寂しさを感じる場面が最近増えているように感じている。
毎日のように出向いている川崎界隈にも、この人気者がよく顔を出してくれる。とても頼もしい気持ちとともにカメラを向ける。縫うように走る短絡線でニーナを狙う。しとしとと降り続く梅雨空の中、綺麗に咲き誇る紫陽花がニーナを出迎えた。
2020-06 EF6627 JR東日本/尻手短絡線にて
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