今日で自粛要請がいったん解除され、今までの社会生活が戻りつつある状況になっている。電車は今までが嘘のように混み、幹線道路も自動車が増えてきている。過ぎてしまえばあっという間だが、やはりこの数か月は精神的に辛かった。先を考えても仕方がないが、with コロナを念頭に置いた生活はどんな影響があるのだろう。期待もあるが、やはり今は不安の方が大きい。
全国各地に走ってきた気動車急行。本線から支線を抜けていく急行列車は、網目のように走破し目的地へ向かう。当時は、特急には乗れないが、急行には周遊券等で乗車する機会が圧倒的に多く、撮影や旅行時には重宝したものだ。特に東北地方へ行く場合、夜行急行「ばんだい・まつしま」にはよく乗った思い出がある。455・457系の今は亡き交直流急行電車だったが、戸口にステップがあり、地方の駅ホームの高さが違うことを乗ったことで理解し納得したもの。懐かしい思い出となっている。昨今では、最後の国鉄型としてキハ40型が注目されているようだが、アントンKにはやはり58系や20系列の方が馴染みが湧く。撮影こそ次いでだったが、移動手段によく乗車しお世話になった。ディーゼル車は、遅く薄汚れたイメージは残るが、それも今ではとても懐かしく思える。
掲載写真は、磐越西線をいく急行「いなわしろ」。キハ58系の編成にキハ52が増結されてやってきた。この日は朝から快晴に恵まれ、一日中撮影を楽しんだ記録が残っている。
1980-09-15 911D いなわしろ キハ52143 磐越西線:川桁-猪苗代
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