杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

スネーク・フライト

2007年05月08日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)
2006年10月21日公開 アメリカ 107分

ハワイで偶然大物ギャングのキムが検事を殺している現場を目撃してしまったショーン(ネイサン・フィリップス)は命を狙われたところを助けられたFBIエージェント・フリン(サミュエル・L・ジャクソン)の護衛のもと、検察側の証人としてロスへと向かう飛行機に乗り込んだ。しかしそれを察知したキムは、航空機に暗殺者=大量の毒ヘビを送りこんだ・・。

殺人現場の目撃者を消すため、数千匹の毒ヘビを送り込むなんて発想そのものが既にかなりのB級だって、気付くべきでした。予告じゃ、どちらかというとコミカルな印象を受けたのですが、パニック・アクションなんだよね。

コブラにガラガラヘビ、色鮮やかな縞蛇などありとあらゆる毒蛇たちが通路を這い、上からぶら下がり、牙を剥いて飛び掛っていくさまは、気分が悪くなるほど。噛まれた後の描写(腫れあがった死体など)もグロいです。

ヒロインはERのハサウェイ看護士役でお馴染みのジュリアナ・マーグリーズ。

機内のあらゆる場所から這い出してきて乗客を襲う毒蛇たちのリアルさったら初めのうちのちょっとコミカルな部分(トイレで大事な部分に噛み付いたり、肥った女性の足元から服の中に這い登ったり)もすぐに酷いシーンにかわって、思わず身を縮めて見てました。

キューティ・ブロンドのヒロインを意識したようなキャラのティファニーが連れていた子犬も餌食になっちゃうし、二人旅の幼い兄弟や赤ちゃんにも容赦なく襲い掛かる毒蛇たちの様子に、おいおい、そこまで描かなくても・・と気持ち悪くなっちゃうくらい。そのくせ、主人公たちは怪我もなく、乗り切っちゃうところがなんだかな~~

フェロモンで攻撃性を増幅した設定とはいえ、あんなに「人間」をターゲットに襲ってくるものなのかしらん?それにしても攻撃スピードの速いことったら。ちょっと魘されそうです。
蛇たちと同じく、かなり毒のあるB級パニックだね

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