杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

パッチギ

2007年05月18日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)
2005年1月22日公開

グループ・サウンズ全盛の1968年。京都府立東高校の空手部と、朝鮮高校の番長・アンソン(高岡蒼佑)一派は、激しく対立していた。アンソンの妹で、フルートが得意なキョンジャ(沢尻エリカ)に心を奪われた、東校の松山康介(塩谷瞬)は、彼女が奏でる美しい曲が、「イムジン河」という朝鮮半島に思いを馳せた歌だと、音楽に詳しい坂崎(オダギリジョー)に教えられる。キョンジャと親しくなりたい一心で、康介は、ギターの弾き語りで「イムジン河」を練習し、朝鮮語の独学を始める。(goo映画より)

19日の続編公開を前にTV放送されたこの作品。
井筒監督はTV露出の人柄が好きじゃないので(あくまでTVで見た印象)作品も敬遠してましたが、食わず嫌いも何だかなぁという理由を付けて観てみることに。

最初の数十分は、「なにこれ?喧嘩上等、不良の映画?」と気を入れずにながら見してたものの、後半は「ちょっと良い話じゃない」と思っちゃったりして。うん、食わず嫌いはいけないね。
ただ、登場人物の生き方そのものが、自分の日常を超えているので(あんな抗争してたら、ソク逮捕じゃないの?)逆にリアリティを感じなかったかも。

主人公たちの置かれている環境や立場に全く無知な自分を改めて知ったという点では、目を開かれた気がしました。けれど、「ピンポン」とかこの作品のように、主人公が攻撃的タイプで描かれると、全体的にそういう傾向なのかなぁと感情的に引いてしまうというのも正直あります。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする