2011年10月1日公開 アルゼンチン=フランス 90分
南米アルゼンチンの首都ブエノスアイレス。マリア・デル・カルメン(マリア・オネット)は夫フアン(ガブリエル・ゴイティ)と2人の息子、長男イバン(フリアン・ドレゲール)、次男フアン・パブロ(フェリペ・ピリャヌバエ)の幸せを生きがいに家族を支えてきた専業主婦。窮屈な親戚付き合いや、妻や母としての務めに疲れることがあるものの、今でも夫からは愛されており、息子たちも立派に成長。それなりに幸せな生活を送る半面、どことなく満たされない気持ちも抱えていた。そんな彼女の人生を、50歳の誕生日にもらったプレゼントのジグソーパズルが一変させる。それまで気付かなかったジグソーパズルの才能に目覚めてしまったのだ。地元の売店で目にした“パズル大会のパ-トナ-募集”という広告に興味を惹かれた彼女は、家族に内緒で新しい世界に足を踏み入れる。広告主は、パズル大会の常連という大富豪の独身紳士ロベルト(アルトゥーロ・ゴッツ)。ジグソーパズルの常識にとらわれない彼女の才能に驚いたロベルトは、一緒に世界選手権を目指そうと誘う。夫に嘘をついて、ロベルトの邸宅に通ってゲ-ムの規則を学んでいくマリア。一気に花開いていく才能。世界予選となる全国大会制覇も夢ではなくなってきた。しかし、世界大会への出場は、遠くドイツへの旅を意味していた。思い切って全国大会出場の意志を家族に打ち明けるマリア。だが、夫には一笑に付され、自分の独立準備に夢中の息子たちからも相手にされない。皆それぞれに自分だけの生活がある家族。理解を得られないマリアは、ますますジグソーにのめり込んでいく。そして訪れる全国大会。周りの競技者の中には、マリアのような方法でジグソーを解いていく者はいなかった。戸惑い焦る彼女を、ロベルトがそっとなだめた。“君のやり方でやればいいんだよ”。パズルが開いてくれた広く新しい世界。マリアは旅立つことができるのか……?(Movie Walkerより)
冒頭のシーンはマリアの50歳の誕生祝いの席です。主役の筈の彼女は大勢の招待客のために料理を次々と作り運ぶだけ。ケーキだって自分で出してきて、後片付けだって一人でしてる。これって幸せなのかな?と思わず疑問が浮かんでしまいました
そんな彼女が贈り物のパズルを手にして変わっていきます。
1000ピースをあっという間に仕上げてしまったマリアは近所のスーパーの簡単なものじゃ物足りません。送り主の伯母(叔母?)にお店を聞いて買いに行くの
そこで目にしたパズル大会のパートナー募集を見つけた彼女は、店の人に教わりながら相手に連絡を取って訪ねていきます。メールも知らない主婦には凄い思い切った冒険です。
息子たちが独立して離れて行く年頃を迎え、夫だけでは埋まらない満たされない心に、パズル
が導く新しい世界が入ってきて夢中になっていくマリアですが、大会に出ることやパートナーの存在は家族に秘密。表向きは膝の悪いおばさんの世話をしに行ってることにしてる。そりゃ、独身男性と大会出ます!なんて言えるわけない。大会に出たいとほのめかしただけで大笑いされるんだものね。私の存在価値って何?といらつく気持ちもわかるな
でもさ・・・やっぱり夫への裏切りはよくないよ~~
そして、そこで引いちゃうんですか~~な幕切れ。それってマリアの自己満足で終わっちゃってる気もしますが
平凡な専業主婦のうたかたの夢なのか、それとも大いなる輝きの季節だったと思えばいいのか・・・。私だったら優雅で紳士なロベルトとドイツ行っちゃう・・・いや、やっぱり行けないかぁ
でもマリアは以前の彼女とは明らかに違うよね。やっぱ、女って強いわ
南米アルゼンチンの首都ブエノスアイレス。マリア・デル・カルメン(マリア・オネット)は夫フアン(ガブリエル・ゴイティ)と2人の息子、長男イバン(フリアン・ドレゲール)、次男フアン・パブロ(フェリペ・ピリャヌバエ)の幸せを生きがいに家族を支えてきた専業主婦。窮屈な親戚付き合いや、妻や母としての務めに疲れることがあるものの、今でも夫からは愛されており、息子たちも立派に成長。それなりに幸せな生活を送る半面、どことなく満たされない気持ちも抱えていた。そんな彼女の人生を、50歳の誕生日にもらったプレゼントのジグソーパズルが一変させる。それまで気付かなかったジグソーパズルの才能に目覚めてしまったのだ。地元の売店で目にした“パズル大会のパ-トナ-募集”という広告に興味を惹かれた彼女は、家族に内緒で新しい世界に足を踏み入れる。広告主は、パズル大会の常連という大富豪の独身紳士ロベルト(アルトゥーロ・ゴッツ)。ジグソーパズルの常識にとらわれない彼女の才能に驚いたロベルトは、一緒に世界選手権を目指そうと誘う。夫に嘘をついて、ロベルトの邸宅に通ってゲ-ムの規則を学んでいくマリア。一気に花開いていく才能。世界予選となる全国大会制覇も夢ではなくなってきた。しかし、世界大会への出場は、遠くドイツへの旅を意味していた。思い切って全国大会出場の意志を家族に打ち明けるマリア。だが、夫には一笑に付され、自分の独立準備に夢中の息子たちからも相手にされない。皆それぞれに自分だけの生活がある家族。理解を得られないマリアは、ますますジグソーにのめり込んでいく。そして訪れる全国大会。周りの競技者の中には、マリアのような方法でジグソーを解いていく者はいなかった。戸惑い焦る彼女を、ロベルトがそっとなだめた。“君のやり方でやればいいんだよ”。パズルが開いてくれた広く新しい世界。マリアは旅立つことができるのか……?(Movie Walkerより)
冒頭のシーンはマリアの50歳の誕生祝いの席です。主役の筈の彼女は大勢の招待客のために料理を次々と作り運ぶだけ。ケーキだって自分で出してきて、後片付けだって一人でしてる。これって幸せなのかな?と思わず疑問が浮かんでしまいました

そんな彼女が贈り物のパズルを手にして変わっていきます。
1000ピースをあっという間に仕上げてしまったマリアは近所のスーパーの簡単なものじゃ物足りません。送り主の伯母(叔母?)にお店を聞いて買いに行くの

息子たちが独立して離れて行く年頃を迎え、夫だけでは埋まらない満たされない心に、パズル
が導く新しい世界が入ってきて夢中になっていくマリアですが、大会に出ることやパートナーの存在は家族に秘密。表向きは膝の悪いおばさんの世話をしに行ってることにしてる。そりゃ、独身男性と大会出ます!なんて言えるわけない。大会に出たいとほのめかしただけで大笑いされるんだものね。私の存在価値って何?といらつく気持ちもわかるな

でもさ・・・やっぱり夫への裏切りはよくないよ~~


平凡な専業主婦のうたかたの夢なのか、それとも大いなる輝きの季節だったと思えばいいのか・・・。私だったら優雅で紳士なロベルトとドイツ行っちゃう・・・いや、やっぱり行けないかぁ

