2012年12月15日公開 アメリカ
小さな街ニュー・オランダに暮らす少年ヴィクター(声:チャーリー・ターハン)は、学校から帰ると屋根裏に閉じこもり、科学の実験や映画作りに熱中していた。そんな彼の隣にはいつも最高の相棒──愛犬のスパーキーがいる。ヴィクターの映画に主演することを誇りに思うスパーキーは、ヴィクターの母スーザン(声:キャサリン・オハラ)や父エドワード、そしてヴィクターと一緒に完成した映画を観ることが何よりの楽しみであった。ところがある日、不幸な交通事故がスパーキーの命を奪ってしまう。唯一の親友の死を受け入れられないヴィクターは、ジクルスキ先生(声:マーティン・ランドー)の科学の授業で習った“電気の実験”を応用して、家族にも内緒でスパーキーを生きかえらせることを決意。屋根裏の実験室でヴィクターは、雷のパワーも利用して、ついにスパーキーをつぎはぎだらけの“フラン犬(ケン)”としてよみがえらせる。だが幸せな日々が戻ってきたのも束の間、スパーキーは自分が死んでいることに気づかぬまま家の外へと出てしまい、その“ありえない姿”をヴィクターのクラスメイトや街の人々に目撃されてしまう。やがて、ヴィクターのアイデアを知った子供たちは次々にペットや動物をよみがえらせ、街は大混乱に陥っていくのだった……。(goo映画より)
スパンキーのキーホルダー付き前売り券を購入していたのでレディースデーを避けて行ってきました。本当は字幕で観たかったけどいつも通りいきつけの所では上映無し
あえて2Dをチョイス。
キモかわ系と言えばいいのか・・・ティム・バートンとジョニーがタッグを組んだ作品は好きだし『コープス・ブライド』も同じようなキャラクターが登場するけれど、この作品についてはどうしてもキャラが可愛いと思えなくて、その時点で感情は素直に物語に溶け込めず、犬・猫を飼い通した経験もないので別れの辛さは想像の域を出ない。ということは、ヴィクターの切実な願いが叶っても「それは自然の摂理に反するよ」とおよそ現実的な反問が払拭できないまま終わってしまったのであります(^^;
ヴィクターの両親があれほどの深い愛情と理解を息子に注いで育てている姿はとても好感が持てるし見習いたいです
偏屈な理科の先生もその考えは科学者として教育者として一理あると思います。彼がヴィクターにする助言はなかなか含蓄があります。
意地悪そうにみえる級友たちも本当はけっこうイイ奴だし
でもね~~スパンキーは甦って幸せと言えるんだろうか?確かに大好きなヴィクターやお隣のワンちゃんに再び会えたことは彼にとっても嬉しいことだろうけど、水も食べ物も体を通り抜けるだけで、電気が餌だなんて、よく考えたら不自然すぎでしょ
やっぱり死者を連れ戻すのは自分勝手な行為だという思いが抜けないのよね。
だから、ラストの展開もやっとヴィクターが自分の想いに踏ん切りをつけられたと思ったのにと少しがっかりでした。
もちろんファンタジーという観点からはあの「ハッピーエンド」が正解なんでしょう。
もし、可愛らしいアニメーション作品なら違和感なく受け止められたんですが、独特で個性的なゆえに逆に現実感がもっとあってもと思ってしまったのでした。
ペットを飼っている人はまた違った感想を持つと思います。
好き嫌いの分かれる作品だと思います。
小さな街ニュー・オランダに暮らす少年ヴィクター(声:チャーリー・ターハン)は、学校から帰ると屋根裏に閉じこもり、科学の実験や映画作りに熱中していた。そんな彼の隣にはいつも最高の相棒──愛犬のスパーキーがいる。ヴィクターの映画に主演することを誇りに思うスパーキーは、ヴィクターの母スーザン(声:キャサリン・オハラ)や父エドワード、そしてヴィクターと一緒に完成した映画を観ることが何よりの楽しみであった。ところがある日、不幸な交通事故がスパーキーの命を奪ってしまう。唯一の親友の死を受け入れられないヴィクターは、ジクルスキ先生(声:マーティン・ランドー)の科学の授業で習った“電気の実験”を応用して、家族にも内緒でスパーキーを生きかえらせることを決意。屋根裏の実験室でヴィクターは、雷のパワーも利用して、ついにスパーキーをつぎはぎだらけの“フラン犬(ケン)”としてよみがえらせる。だが幸せな日々が戻ってきたのも束の間、スパーキーは自分が死んでいることに気づかぬまま家の外へと出てしまい、その“ありえない姿”をヴィクターのクラスメイトや街の人々に目撃されてしまう。やがて、ヴィクターのアイデアを知った子供たちは次々にペットや動物をよみがえらせ、街は大混乱に陥っていくのだった……。(goo映画より)
スパンキーのキーホルダー付き前売り券を購入していたのでレディースデーを避けて行ってきました。本当は字幕で観たかったけどいつも通りいきつけの所では上映無し


キモかわ系と言えばいいのか・・・ティム・バートンとジョニーがタッグを組んだ作品は好きだし『コープス・ブライド』も同じようなキャラクターが登場するけれど、この作品についてはどうしてもキャラが可愛いと思えなくて、その時点で感情は素直に物語に溶け込めず、犬・猫を飼い通した経験もないので別れの辛さは想像の域を出ない。ということは、ヴィクターの切実な願いが叶っても「それは自然の摂理に反するよ」とおよそ現実的な反問が払拭できないまま終わってしまったのであります(^^;
ヴィクターの両親があれほどの深い愛情と理解を息子に注いで育てている姿はとても好感が持てるし見習いたいです

偏屈な理科の先生もその考えは科学者として教育者として一理あると思います。彼がヴィクターにする助言はなかなか含蓄があります。
意地悪そうにみえる級友たちも本当はけっこうイイ奴だし

でもね~~スパンキーは甦って幸せと言えるんだろうか?確かに大好きなヴィクターやお隣のワンちゃんに再び会えたことは彼にとっても嬉しいことだろうけど、水も食べ物も体を通り抜けるだけで、電気が餌だなんて、よく考えたら不自然すぎでしょ

やっぱり死者を連れ戻すのは自分勝手な行為だという思いが抜けないのよね。
だから、ラストの展開もやっとヴィクターが自分の想いに踏ん切りをつけられたと思ったのにと少しがっかりでした。
もちろんファンタジーという観点からはあの「ハッピーエンド」が正解なんでしょう。
もし、可愛らしいアニメーション作品なら違和感なく受け止められたんですが、独特で個性的なゆえに逆に現実感がもっとあってもと思ってしまったのでした。
ペットを飼っている人はまた違った感想を持つと思います。
好き嫌いの分かれる作品だと思います。