2015年6月5日公開 アメリカ 98分
ニューヨーク市マンハッタン区にあるロウアー・イーストサイド地区で代々続く小さな靴修理店を営むマックス(アダム・サンドラー)は、年老いた母親と二人、ごく単調な毎日を過ごしていた。ある日電動ミシンが故障してしまい、やむをえず古くから伝わるミシンを物置から引っ張り出して靴を修理したところ、直した靴を履いた途端にマックスは靴の持ち主に変身する。驚いたマックスは、それからというもの、ミシンの力を使って他人に変身し、自分の知らない世界を体験していく。やがて親孝行しようと思い立ったことから、思わぬトラブルを呼んでしまう……。(Movie Walkerより)
冴えない中年男が、魔法の力を借りて人生の喜びを発見する様を描いたヒューマンコメディです。
彼女も貯金もないマックスの暮らしは単調そのもの。人生の喜びもなく過ごしていた彼の生活は、先祖伝来の旧式ミシンの魔法の力に気付いて一変します。靴の持ち主に変身した彼は未知の人生を体験するという刺激的な日々を満喫するのです。
スポーツバッグに沢山の靴を詰めて町に繰り出す姿は新しい玩具に大喜びの子供に似ています。どんな人に変身してもそのBAG故、観ている方はすぐに彼だとわかってしまう効果もあるのね。
老母にも楽しさを分けてあげようと思った彼は、子供の頃に二人を置いて突然姿を消した父にもう一度会いたいという母の願いを、父の靴を履いて叶えてあげます。それで心残りがなくなったのか、翌朝母は亡くなってしまうのです。彼自身は自分たちを捨てた父を恨んでいて、せめて母のために墓を買ってあげようと決意します。
再び仕事に精出すマックスでしたが、横柄な客の暴言に怒り、彼を懲らしめてやろうと後をつけて住まいを見つけて留守を狙って部屋に入ります。おいおい、それって泥棒だよ
物色中、銃とスタンガンを見つけたマックスはその男が危険人物だと気付くのですがそこへ男の部下がやってきて面倒なことに巻き込まれ絶体絶命のピンチが・・・。
マックスを救ったのは隣の店のジミーでした。実はジミーこそ消えた父親その人だったのです。
ミシンの秘密を当然父親は知っていたわけですね。そしてマックスと同じように父も他人の人生に首を突っ込んでヤバイことになってしまっていたという。親子だねぇ
妻子を守るために姿を隠さなければならなかった父は、親友だったジミーに頼んで彼の姿になり家族を見守っていたのでした。そして地下室にはたくさんの変身用靴のコレクションが・・・。
靴の持ち主に変身できるというのは面白い発想ですが、狭い町の中、本人と出くわす可能性や、なりすましたことがばれる可能性の方が大きい気もしますが・・・
そもそも、やってることは軽犯罪から殺人まで、しっかり「罪」ですから
これが笑いとして成立するあたりがいかにもアメリカ的発想なのかもね
ニューヨーク市マンハッタン区にあるロウアー・イーストサイド地区で代々続く小さな靴修理店を営むマックス(アダム・サンドラー)は、年老いた母親と二人、ごく単調な毎日を過ごしていた。ある日電動ミシンが故障してしまい、やむをえず古くから伝わるミシンを物置から引っ張り出して靴を修理したところ、直した靴を履いた途端にマックスは靴の持ち主に変身する。驚いたマックスは、それからというもの、ミシンの力を使って他人に変身し、自分の知らない世界を体験していく。やがて親孝行しようと思い立ったことから、思わぬトラブルを呼んでしまう……。(Movie Walkerより)
冴えない中年男が、魔法の力を借りて人生の喜びを発見する様を描いたヒューマンコメディです。
彼女も貯金もないマックスの暮らしは単調そのもの。人生の喜びもなく過ごしていた彼の生活は、先祖伝来の旧式ミシンの魔法の力に気付いて一変します。靴の持ち主に変身した彼は未知の人生を体験するという刺激的な日々を満喫するのです。
スポーツバッグに沢山の靴を詰めて町に繰り出す姿は新しい玩具に大喜びの子供に似ています。どんな人に変身してもそのBAG故、観ている方はすぐに彼だとわかってしまう効果もあるのね。
老母にも楽しさを分けてあげようと思った彼は、子供の頃に二人を置いて突然姿を消した父にもう一度会いたいという母の願いを、父の靴を履いて叶えてあげます。それで心残りがなくなったのか、翌朝母は亡くなってしまうのです。彼自身は自分たちを捨てた父を恨んでいて、せめて母のために墓を買ってあげようと決意します。
再び仕事に精出すマックスでしたが、横柄な客の暴言に怒り、彼を懲らしめてやろうと後をつけて住まいを見つけて留守を狙って部屋に入ります。おいおい、それって泥棒だよ

マックスを救ったのは隣の店のジミーでした。実はジミーこそ消えた父親その人だったのです。

ミシンの秘密を当然父親は知っていたわけですね。そしてマックスと同じように父も他人の人生に首を突っ込んでヤバイことになってしまっていたという。親子だねぇ

靴の持ち主に変身できるというのは面白い発想ですが、狭い町の中、本人と出くわす可能性や、なりすましたことがばれる可能性の方が大きい気もしますが・・・


これが笑いとして成立するあたりがいかにもアメリカ的発想なのかもね
