田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

愛だと思ってた

2011年10月09日 | 日記
新曲、UPしました。
新曲?そうそう、先週作りたての1曲です。
昔作った曲を掘り起こすのも良いんですけど、リアルタイムな曲も、それはそれで。

先週の日曜日に借りたDVD『デトロイトメタルシティ』と『アイデン&ティティ』の2本。
ほんと狙った訳じゃなくて、どちらも偶然バンドを描いた作品。
2本に共通していたのは、メジャーデビューをしたものの、やりたい音楽が出来ないとゆうジレンマを主人公が抱えていることでした。

どちらも大好きな映画です。ただ『アイデン&ティティ』は笑って観ていられない。
設定はともかく主人公の精神的な部分がもう・・・痛い。
痛い、痛い、痛い。
シーンによっては痛すぎるので、早送りして観ない様にするぐらい、胸をチクチクさせる。
なんだか自分の青臭い部分を見ている様で。

う~ん・・ってことは、僕もある意味まだまだ大人じゃないってことかも。
もうたいがい恥ずべきことでもある様な気がするけど、これはどうにもしょうがないか。

そんな『アイデン&ティティ』を観ていて、それでもラストシーンでは妙なカタルシスがあって、そんでもって、その勢いで僕の手元に一曲転がり落ちて来ました。

お聞き下さい。

『愛だと思ってた』



愛だと思ってた 田中悟 (2011.10.11 自宅にて録音)


 愛だと思ってた
言葉を選んでないで 話してごらんよ
君にそう言われた様な そんな気がしたんだ

テレビは消したままで 音楽もいらない
だって毎日ラブソングで満たされていたから

でも君のことよりも僕は
僕を語っていた
そんでもってそれがつまり
愛だと思ってた

気付かないふりをしてた訳じゃないが
知らず知らずに僕は 君を傷つけてた

そう君のことよりも僕は
僕に夢中だった
そんでもってつまり愛を
愛を見失った

目覚ましのベルが鳴って 孤独な朝を告げる
何の為に僕は日々の ドアを押し開けるの?

夜明けの駅は寒く 泣きそうなぐらいさ
眠ってないからなおさら 惨めな気分だよ

あのビルの看板を見れば
キムタクが笑ってる
格好良いね 君の笑顔を
君を思い出すよ

ねえ君はどんな夢を見るの?
どんな歌を聴くの?
君に贈る何かを探そう
愛だと思ってさ
愛だと思ってさ

愛だと思ってる
愛だと思ってた
コメント (2)
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