田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

動物園からライオンまで

2019年04月17日 | 日記
先週の土曜日、大阪某所にて観劇を。
その帰り、久しぶりに長距離を歩きました。

動物園前から新世界を抜けて、
恵美須町から日本橋へ。
日本橋からは堺筋を北浜方面へ行く。
その途中、中央大通りに差し掛かると、
敢えて遠回りになるのだけれど西に向かって少し移動する。
なぜか?
最近、僕がお気に入りにしている道がそこにあるからなのです。
その道とは…



三休橋筋です。
なぜお気に入りなのか?
これと言った具体的な理由は無いのですが、
なぜか落ちつくんです。
なぜだろう?何が落ち着く要因なんだろう?
ただ何となく僕好みなんです。


夜道を歩きながらタワーマンションを見上げる。
「ここに住みたい」
と漠然ながら思う。
別に高級なマンションに憧れている訳ではないし、
三休橋筋で暮らしたいという訳でもない。
でもそんなことを思う。

多分だけど、
僕はここ(三休橋筋周辺)に何かを見つけたのだと思う。
その何かとは…

さて何だろう。




三休橋筋を北に歩くと、
中之島公会堂に辿り着きます。
夜は夜でとてもきれいです。

この辺りを歩きながら、ふと歌が生まれてきました。
いつものように歩きながらボソボソとスマホに録音して、
とりあえず1コーラスだけ出来上がりました。


フィクション

この物語はフィクション
幾つもの夜を越える
大抵手にしたい物は
硝子細工のようにこわれる

AかBかで迷ってるうちに
指先なぞる背中の傷が痛む
ゆさぶる歌がじれったく流れてくるから
指と指
絡めたくなるけれど

全部フィクション


この曲が完成して歌う日が来るかどうかは定かではありませんが、
やっぱり曲を作るのは楽しいです。




ライオン橋こと難波橋。

ここから京阪電車に乗って帰りました。
のんびり素敵な夜の時間でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする