2008年5月4日(日曜日)
今日は読書ナリーの1日。
1冊目は
・風の力で町おこし・村おこし
【風力発電入門(改訂版)】
◎地域エネルギー新時代 工学博士 清水幸丸・著
バリバリ推進派の博士の書かれた本です。
なんたって、日本風力エネルギー協会会長(現在は顧問)
だもの・・・
とはいえ、内容のあまりのひどさに、唖然!!!
まぁ、推進派だからしょうがないにしても、こりゃひどい。
ドシロートのわたしでも、目がテン・・・
★風車が製造・建設される過程でCO2排出に責任を負います。
しかし、その量は極めて少ないので無視して考えます。
CO2の排出が抑制されるだけでなく、ほかの有害排出物も抑制できます。
☆おいおい! 無視するなよ! しかもなんの根拠もなく
ただ単に、石炭火力に置き換えて計算しただけの数字で
有害排出物も抑制できるなんて、博士号が泣くぜ!
★騒音・・・現在の風車では基本的に解決されています。
☆だったらなんで訴訟がおきてるの?
★電波障害・・・羽根がFRPで作られているので問題はありません。
☆どこにも電磁波の記述がないのはなぜ???
★生態系への影響・・・風車を建てるために木を切り倒すという
考えは古く、今は通用しません。牧場でも水田でも景観上も
なんら問題はないでしょう。
☆絶句!
★風車と野鳥の関係・・・アメリカで一時期問題になったのは
風車が旧型だったから
☆・・・
★風車の癒し効果・・・ゆっくり回る風車を眺めていると心が
落ち着いてきて心の疲れが癒される癒し効果が出てきます。
檜の香りをかぐと血圧が下がる、α波の音楽を聴くと心が
落ち着くのと同じ癒し効果があります。(大型風車には)
☆そういう人もいるんでしょうねぇ・・・
お次に読んだ本は
・何ゆえロマン風・風車
【風・風車のQ&A】
◎自然を知り生かす知恵 松本文雄・著
こちらも推進目的なので、わたしの知りたいと思う知恵は
ぜんぜん、載っていません。
・環境問題なぜウソがまかりとおるのか1・2 武田邦彦・著
最近、テレビでもよく見かける武田さん。
ウン! なるほど・・・と理解はできるんですが
なぜかもひとつスッキリしません・・・
でもおもしろい!
森林がCO2を吸収するのは成長するときだけって
みなさん、知ってました?
あ、そう、知ってたんだ・・・
知らなかったのはわたしだけ?
でも、環境省のホームページにも数値をあげて
掲載されているんですって。
こどもたちをだましちゃいけませんよ、ね。
4冊の本は、ざっと斜め読みの流し読み・・・
それなりに勉強になりました。
ハイ! やっと見つけました!
下のホームページを
ぜひ、クリックして読んでみてください。
【『環境問題』を考える】というホームページです。
管理人の近藤邦明さんの許可をいただきましたので、
ご紹介します。
http://env01.cool.ne.jp/index02.htm
おすすめその1は、「CO2地球温暖化脅威説を考える」
科学的な根拠に基づいた理論が展開されています。
ずっと心に引っ掛かっていた CO2削減の数値目標や
京都議定書のからくりがよくわかります。
やっぱり政治と金だったんだと納得。
京都議定書やCO2削減、環境にやさしいといった言葉で
市民をだまし続けてきてるんですね。
環境省もNEDOも、マスコミも・・・
風力発電も原子力発電と同じですと
近藤さんはおっしゃっています。
こちらは大分県別府市の風力発電のレポートです。
http://env01.cool.ne.jp/~apu/soukatu.htm
こちらのレポートは物理で赤点取ってたわたしにも
ちゃんと理解できます。
やっぱりわたしの第六感はあたってたんだと
ちょっと、鼻高々!
「おたやん こけても 鼻打たん」と言われた
わたしのひくい鼻も少しは高うなるというもんです・・・