7月9日、議会最終日。
行政から新たに提出された、第74号議案敦賀市一般会計補正予算と
産業団地特別会計に反対討論を行った。
補正予算案は、市立幼稚園保育料の値上げ問題で組み替え動議が出されたことを
受けての修正案である。
加えて、今回反対したのは、マイナンバー制度のための予算案が3本、
赤レンガ倉庫整備事業費関連が3本。
産業団地は田結地区に予定されている第2次産業団地への予算案。
予定地は、水田耕作地でこれ以上、水田耕作地がへることへの危機感や、
北陸新幹線の新北陸トンネルの掘削土砂を埋め立てに使うために
この場所が選定されたのではないかという疑惑があり、
3月議会から反対している。
最後の討論は、総務委員会で不採択になった
「九条の会・敦賀」から出された請願に対してである。
以前のブログでも書いたが、「廃案を求める」ではなく
「徹底審議を求める」ということが、どうしても理解できないのだ。
安倍内閣は期間延長し、「80時間以上かけて徹底審議された」ことを
アリバイにして法案を通そうとしている今、なのにである。
図らずも不採択にした委員長報告に賛成の立場の討論というかたちに
なってしまったが、
「徹底審議を求める」請願を採択しましょうとは、言えなかったのである。
事前に、民主党の議員に「廃案を求める意見書」を
議員提案で出さないかと、持ち掛けたが断られてしまった経緯がある。
賛同者のいないわたし一人では、議員提案ができない! のである。
悔しいけど・・・