気温が18度もあって、ほんまに冬かいな・・・
というぐらい、今日はのくてぇわ。
健さんなんか、福井へ向かう車の中は、Tシャツ1枚だ。
リハビリの時間まで、すこし余裕があったので
「ランス美術館展」を開催している
福井県立美術館へ行ってきた。
お目当ては、藤田嗣治だ。
名古屋市美術館には、なかった作品も多く
見ごたえがあった。
美術館の中は、車いすで移動した。
もちろん、介助は健さんである。
(誰だ! 介助・ケン? などというやつは!)
健さんは、車いすを操作するのが上手である。
大きな作品の前では、ちゃんと後ろのほうに移動してくれる
と、いう細やかな気づかいまでできるのだ。
ギプスを作ったり、テーピングをしたりするのもうまいし
なんで、そっちの方面に向かわなかったのか・・・
と、聞いたら
仕事では、したくない・・・らしい。
わたしも、毎日、自分で包帯ギプスをするようになって
ずいぶん、上達した。
まだ、足の腫れは残っているし
内出血で黒くなった部分は、指のほうにまで
広がっている。
やはり、今日もリハビリの先生から
無理に動かさないように・・・と、言われた。
これで、年末の大掃除や正月の準備をしなくてもいい
正当な口実ができた・・・
と、ほくそ笑むわたしは
ずるい女・・・