午後1時半から始まった第2回目の審尋。
出席者は、債権者である松田・今大地と
債務者である関電側の弁護団5名+関電社員4名。
裁判官はいつもの3人・・・
そう、樋口判決を覆すために送り込まれた3人である。
仮処分の審尋は、当事者以外は出席できないのだ。
小林裁判長は、
債権者側の主張する3点についての確認をしたあと、
追加提出する書面があれば、1ヶ月以内に提出すること、
審尋は今日で最後となること、
新たに提出された書面もふくめて最終的に判断する、
ことを双方に言い渡した。
今回のわたしたちの主張は、
規制基準値のあいまいさを焦点にはせず、
北朝鮮のミサイル問題と
30キロ圏内の避難計画、5キロ圏内へのヨウ素剤配布は
過酷事故を想定したものであること、
再生可能エネルギーと原発の経済性の比較などを
主張してきた。
北朝鮮のミサイル問題について、関電側の反論は
北朝鮮はジュネーブ協定に署名しているから
日本へのミサイル攻撃はない! というのには、
ビックリ・ポンだ。
じゃぁ、なんで政府は北朝鮮からのミサイル攻撃があると
喧伝し、Jアラートを使い、
地下鉄や新幹線を止め、避難訓練をさせる?
で、仮に裁判所が関電の主張を認め
ミサイル攻撃はない! と判断したら・・・
政府のやってることに真っ向から反対することになるよね。
裁判所がいったい、どんな判断をするのか・・・
どちらが勝っても、大ニュースだね。