はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

フクシマの11年

2022-03-11 | 東日本大震災
午前中に市立病院で、MRIの検査を受けてきた。
久しぶりのMRI・・・である。

閉所恐怖症ではないけれど、
身動きできない状況がメッチャつらい!

動かせるのは、目ン玉ぐらいなのである。
目をあけてみたり、ギュッと閉じてみたり
ウィンクを試みたり・・・と、ささやかな抵抗。

しかしながら、
あのすさまじい音への対抗策は
今回も思いつかなかった。
耳栓していても、
脳内に直接つき刺さってくるのだ。

この場所で「無」になれたら
わたしゃお釈迦さまになれるかも・・・
天上天下唯我独尊・・・

などと脳内でつぶやきつつMRIと格闘!
顔にかぶせられたガードを外され
狭いベッドから降りたら
足がふらつき転びそうになった。

午後2時半すぎにかかりつけドクターの医院へ・・・
待合室のテレビでは
11年前の東北大震災の特番が放映されていた。

14時46分・・・待合室で黙とう

MRIの結果、右側の甲状腺に異常が・・・
数年前にも異常が見つかっているから
そんなに大きくはなっていないってことだ。

甲状腺の薬(チラーチン錠)も一番軽いものになった。

不整脈のせいで甲状腺の薬まで服用するハメに
なるなんて、思ってもみなかった・・・

もう11年・・・まだ11年・・・
フクシマへもう一度、足を運びたいと
思ってはいるけれど
そのチャンスはなかなか巡ってこない。









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする