はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

春山京子ちゃんのこと

2021-07-22 | ニュースから

北朝鮮のニュースを目にするたびに、

同級生だった春山京子ちゃんのことを思い出す。

 

小学3年生のとき、北朝鮮へ帰国した京子ちゃんは

今、どうしているのだろうか・・・

 

敦賀駅のプラットホームで

「わたしは泣かない。幸せになるんやから」と笑顔で

手を振っていた京子ちゃんの姿を今でも鮮明に思いだす。

 

わたしが盲腸で入院した時には、貸本屋で借りたマンガを

毎日、届けてくれた京子ちゃん。

 

涙を見せずに手を振っていた京子ちゃんは強い子だった。

だからわたしは、

今でも京子ちゃんは生きていると信じている。

 

北と南に分断された朝鮮半島・・・

そのふたつの国に対する差別は、いまもなお止むことはない。

 

ピテカントロプス・エレクトスから始まった人類の歴史を

考えれば、人類はみんなつながっているはず。

 

明日から始まるオリンピックは「平和の祭典」なのに

オリンピックの理念さえ政争の具となり、

利権の温床になってしまっている現実が哀しい。

 

それでもなお、京子ちゃんとの再会の日が

必ず来ることを祈りつつ、今夜はこれでおやすみなさい。

 

 

 

 

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