2007年11月23日(金曜日)
21日の県民サービス室との
騒動の1件は
読売、朝日、中日では結構
大きい記事になっていたが、
webには載っていない・・・
読売は前日も大きく報道してくれたが
これもwebはなし。
webに載らなきゃ、
若い世代に読んでもらえないのに・・・
きちんと中立性を保つために
室長の弁も載せているのだが、
「マスコミへのFAXを会長が
知らなかったのは、会で意思疎通が
図られていないと判断した」んだそうだ。
単なる連絡ミスをさも
鬼の首を取ったように、言いつのる
室長の顔を思い出すだけで、
不愉快このうえない・・・
それより何より、田中さんひとりを
ターゲットにした無礼千万な「いじめ」に、
心底、腹が立つ!
しかも、女性職員までもが、
田中さんは・・
田中さんは・・と、たった1度、
連絡できなかったときの事を、
激しく非難。
情けなくて、涙がチョチョ切れます・・
数人の人間に対応するときは、
一番おとなしい、反論しない人ひとりを
ターゲットに、他の人を無視して
話すのが、上手な対処法らしい。
(公務員のかたから教わりました)
県会に女性議員がいなくても
なんとか市町の女性議員たちで、
福井県を良くしたいと願うからこそ
知事と語る会の開催を求めているだけなのに・・
なんで福井県庁はいまだに
ジェンダーがまかり通っているのだろう。
知事は、男女共同参画に力を入れると
言ってるではないか。
同じく21日、
福井県男女共同参画審議会で
07年度の初会合があり、
DVの相談状況について
報告があったことも
中日の記事で知ったが、
その記事さえ、
他の新聞では見当たらない。
メディアは男女共同参画や
女性議員がおきらい?
と勘ぐってしまう。
それとも、社内じゃいまだに
ジェンダーがまかり通っている?
日本屈指の働き者で働く時間の多さでは
どこにも引けをとらない、福井県の女性、
自分の自由になる時間も
チョー少ないのが福井県の女性・・・
それをまた誇らしそうに
している福井県。
「なのに」か「だからこそ」か
ジェンダーの視点もなく、
男女共同参画とは「共働きだよ!福井県」
なんだかせつなくて
哀しくなってくるね。
《Fukuiおんなのエレジー》
福井のおんなは、
働くマシーン
産むマシーン
家付きカー付き三世代
だんなが家督を継ぐ日まで
わたしにゃ、居場所がありません
持ち家率もナンバーワン
暮らしやすさもナンバーワン
共働きだってナンバーワン
だけどわたしにゃ、居場所ない
土地はあるけど、じいちゃんの
家もあるけど、じいちゃんの
田んぼもあるけど、じいちゃんの
家事も田んぼもこなしたうえで
外へ稼ぎにいかなきゃならぬ
わたしはそれでも平気です
質素で堅実、忍耐強い
口答えなんてめっそうな
わたしはひかえめ、
福井のおんな
自分の時間はいりません
家のためなら、身を粉にしても
今は、我慢のわたしです
いつかはわたしのものになる
土地もたんぼも家だって
その日を夢見て幾年月
じいちゃん、ばあちゃん
まだ元気
息子の嫁にいびられて
やっぱり今でも
居場所ない
わたしは哀しい福井のおんな