はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

北海道寿都町

2020-08-13 | ゴミ処分場問題

今日の大きなニュースといえば、核のゴミの最終処分場の

候補地に名乗りを上げた「北海道寿都町」だ。

 

寿都町が応募を検討しているのは、

候補地選定の第1段階にあたる文献調査だ。

 

新聞記事等によれば

国が示す特性マップでは、日本海に面した寿都町は

ほぼ全域が「(廃棄物の)輸送面でも好ましい地域」で、

4区分のうち最も適したエリアとされたとのこと。

 

文献調査中は最大で年間10億円(期間中に計20億円まで)、

第2段階の概要調査中は同20億円(同計70億円まで)の

「支援」が国の電源立地地域対策交付金から支払われる。

しかもこの交付金は、返さなくてもいいんだそうな・・・

 

しかし、北海道は2000年に制定した

「特定放射性廃棄物に関する条例」で、

核のごみの道内への持ち込みを

「慎重に対処すべきであり、受け入れがたい」としている。

 

はてさて、どんな展開になっていくのか、

遠く離れた北海道の小さな町が手をあげた

核のゴミの最終処分場問題から目が離せない。

 

「寿都町」は初めて聞いた町の名前だった。

北海道のどのあたりにあるのかさえ知らなかった。

日本海側に面した港町だった。

漁業で栄えたきたという。

現在は人口2900人ほどで、高齢化率は40%を超えている。

こちらは⤵ 寿都町のホームページ

http://www.town.suttu.lg.jp/

 

「トイレなきマンション」と言われる原発を15基も抱える

原発銀座の若狭に住んでいるわたしの心の中では

とても複雑な感情が渦巻いている。

けっして目をそらせてはいけない問題なのに・・・

 

 

 

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