アホである。
ドジである。
さあ、議会へ行かなくっちゃ!
と、調子よくトントントン・・・と階段をおりてきたわたし・・・
最後だと思ったら、まだ2段も残っていた。
思いっきり踏み外した拍子に、足の甲をひねったようだ。
痛いのなんのって・・・その場でしばらく
息を殺し、うずくまっていた。
でもすぐ出かけなくっちゃ、遅刻する!
痛みも治まってきたようなので、そのまますぐに出発した。
しかし、しかし・・・歩くのにも難儀した。
車に乗ってからも、ブレーキやアクセルを踏み込むときも痛い。
なんとか午前中をやりすごしたけれど、
だんだん歩きにくくなってきた。
見かねた事務局の職員さんが、消防からテーピングを
借りてきてくれた。
消防の職員さんが、救急車で病院へ搬送しましょうか・・・
と、いってくれたらしいが、それはお断りした。
テーピングをしてもらったら、ずいぶん楽になった。
でも、家に帰りついたら、ほんとに歩けないし・・・
痛いし・・・
ちょっとの段差さえ、乗り越えられないのである。
健さんが、すぐさまシップとテーピングと段ボールを
持ってきて、簡易ギブスを施してくれた。


で、イソイソとギブスを作る健さんの顔が、とてもうれしそうなのだ。
「健さん、なんかうれしそうに見えるんだけど・・・」
「いや・・・そんなことはない・・・」
と言いつつ、鼻歌が聞こえてきそうなぐらい、
ルンルン・・・な雰囲気がヒシヒシと伝わってくる・・・
「おまえ、ほんまにボッコイな・・・」
と口には出さねど、背中が語ってるぜ!
「明日、病院へ連れていく!」
と、妙に張り切っているし・・・
でも、おかげで痛みもあまり感じることなく、歩けるわ・・・
ほんと! 歳だねぇ・・・