今日も1日教室がありました。
今日の生徒さんはフリーコースのYさんと課題作品コースのM・Tさんです。
まずはフリーコースのYさん、前回制作途中だった特別研究クラスの作品出来上がったということで見せて頂きました!
チョーカー



リング



チョーカーのトップは出来上がったのですがチョーカー部分(ペンダントでいうチェーン部分)をどんなものを持ってくるかとても悩んでいるということでした。
ボリュームのあるトップだけに華奢なモノではなくそれなりにしっかりとした革紐やワイヤーがいいのでは?とお勧めしてみましたがはたしてどうなる事やら。
飾っておくだけはもったいないので是非身につけて頂きたいです!
というわけで今日はこの前の全国セミナーの「シャインストーンリング」を作ることに。
全国セミナーでは4mmのラウンドカットの合成石を使いましたが3mmにしてアレンジすることに。
まずは土台となる平打ちリングをサイズに合わせて作っていきます。
リング自体はそんなに大変ではないのでレシピ通りにサイズ取りをして平らにのばした粘土をカット、木芯棒に巻き付けていきます。
乾燥している間にタガネの制作。
Yさん、タガネで留めるという技法は初めてなので道具のタガネ作りから。
そう、彫金では道具を自作するということも多々あります。
今回は覆輪を倒すときにも使う石留用のタガネを加工していきます。
といってもタガネの形としてはとってもシンプル、アートクレイ倶楽部で販売しているタガネ(赤タガネ)は先がカットされているのでその部分を整えるところから始められるので楽ちん!
彫金工具を売っているお店やハンズなどではカットされていないモノが販売されている(私が見たときは)のでカットするところから始めなくてはいけないのですがその工程は飛ばして、断面を平らにヤスリがけ。
しかし、アートクレイの乾燥体をヤスリがけするのとはわけが違うので初めて削るYさんは苦戦。
実は平らにヤスリがけするというのがとても難しいのです。
シンプルな形を作るのって自分でもちゃんとできていないというのがはっきり分かってしまうだけにツライです。
ちょっとだけお手伝いして何とか形を整えて後は鏡面にするだけというところで時間となりました。
次回までにタガネの先端を鏡面にしてくることと、リングの乾燥体の形を整えてくることを宿題にしました。
さて課題作品コースのM・Tさん、前回焼成してブラシがけと石留、針作りを終えた「森の小枝のブローチ」宿題の鏡面と磨きヘラで仕上げてきて下さったのでいよいよ針を取りつけます。
方向を間違えないようにして合体!
そして出来上がったブローチがこちら



合成石はクリア、ミントグリーン、アークティックブルーの3色。とても涼やかな色で夏らしいです。
そしてその次の課題の「エレガントな流線リング」こちらも少し形を整えたら焼成!
焼成後はブラシがけをし、シリンジをヘラで磨いってピカっとさせたら完成!
完成したリングがこちら




一周ぐるりとシリンジで模様を描いています。
と調子よく2つの作品が立て続けに完成!
この調子で次の課題「パールをあしらったツイストリング」。
この課題では片穴のパール(もしくは天然石)を芯を立てて留めるという技法を学びます。
M・Tさんはブルーレースアゲートという天然石を使ってリングを作ることにしました。
下準備が色々とありますが準備が出来さえすればあっという間に制作が進んでいきます。
まずはデザインをどうするか決めていただきサイズを取った付箋を木芯棒に移し替え、デザインの下書きをしておきます。
そうすることで粘土を置いていく位置の目安とします。
後は加工したシリンジノズルを付けた空シリンジに粘土を入れ押し出し、それを手に持ち替えてひねりながら木芯棒に巻き付けていきます。
このひねりを入れるとぐっと立体的になってフォルムがエレガントになります。
そして銀線を埋める土台を作り、柔らかいうちに加工した銀線を差し込み乾燥。
乾燥後は接点など補強しつつ形を整えていきます。
形が整ったら焼成。
焼成後はブラシがけをし、部分的に磨きヘラをかけ、最後に片穴の天然石を銀線に取り付けたら完成!
完成したリングがこちら



天然石のブルーレースアゲートがやはり涼やかです。
そういえばM・Tさん、選ばれる色味が青系が多いような?
もしかして青好きなのかもしれません!
今度聞いてみよう!
そして次の課題、「ウェービーリング」リング続きですがサイズ取り等復習が何度も出来て手順が身に付きます。
この課題では甲丸リングの制作と色々なヤスリを使った彫りを入れ、最終的に鏡面仕上げにし、いぶしをするというものです。
まずは甲丸リングの制作。
材図を取った付箋を木芯棒に取りつけ、ひも状に伸ばした粘土をデザインに合わせて盛り付けていきます。
その際なるべく甲丸(断面がかまぼこ型)の形状になるよう、形を整えます。
やわらかいうちの造形が苦手な方は乾燥後がんがんヤスリで形を整えていっても良いのですが粘土のロスが少なくて済むのは粘土状態の時、完成形に近づけておくのが良いでしょう。
大体の形が整ったら乾燥。
とここで時間となりました。次回はリングの形を整えていく作業からです。
だんだんと難しい課題になってくるので大変ですが頑張りましょう!
■ argentiere ■ M
※このブログに掲載されているアートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe等のデザイン、画像の無断使用、無断転載は固くお断りいたします。
今日の生徒さんはフリーコースのYさんと課題作品コースのM・Tさんです。
まずはフリーコースのYさん、前回制作途中だった特別研究クラスの作品出来上がったということで見せて頂きました!
チョーカー



リング



チョーカーのトップは出来上がったのですがチョーカー部分(ペンダントでいうチェーン部分)をどんなものを持ってくるかとても悩んでいるということでした。
ボリュームのあるトップだけに華奢なモノではなくそれなりにしっかりとした革紐やワイヤーがいいのでは?とお勧めしてみましたがはたしてどうなる事やら。
飾っておくだけはもったいないので是非身につけて頂きたいです!
というわけで今日はこの前の全国セミナーの「シャインストーンリング」を作ることに。
全国セミナーでは4mmのラウンドカットの合成石を使いましたが3mmにしてアレンジすることに。
まずは土台となる平打ちリングをサイズに合わせて作っていきます。
リング自体はそんなに大変ではないのでレシピ通りにサイズ取りをして平らにのばした粘土をカット、木芯棒に巻き付けていきます。
乾燥している間にタガネの制作。
Yさん、タガネで留めるという技法は初めてなので道具のタガネ作りから。
そう、彫金では道具を自作するということも多々あります。
今回は覆輪を倒すときにも使う石留用のタガネを加工していきます。
といってもタガネの形としてはとってもシンプル、アートクレイ倶楽部で販売しているタガネ(赤タガネ)は先がカットされているのでその部分を整えるところから始められるので楽ちん!
彫金工具を売っているお店やハンズなどではカットされていないモノが販売されている(私が見たときは)のでカットするところから始めなくてはいけないのですがその工程は飛ばして、断面を平らにヤスリがけ。
しかし、アートクレイの乾燥体をヤスリがけするのとはわけが違うので初めて削るYさんは苦戦。
実は平らにヤスリがけするというのがとても難しいのです。
シンプルな形を作るのって自分でもちゃんとできていないというのがはっきり分かってしまうだけにツライです。
ちょっとだけお手伝いして何とか形を整えて後は鏡面にするだけというところで時間となりました。
次回までにタガネの先端を鏡面にしてくることと、リングの乾燥体の形を整えてくることを宿題にしました。
さて課題作品コースのM・Tさん、前回焼成してブラシがけと石留、針作りを終えた「森の小枝のブローチ」宿題の鏡面と磨きヘラで仕上げてきて下さったのでいよいよ針を取りつけます。
方向を間違えないようにして合体!
そして出来上がったブローチがこちら



合成石はクリア、ミントグリーン、アークティックブルーの3色。とても涼やかな色で夏らしいです。
そしてその次の課題の「エレガントな流線リング」こちらも少し形を整えたら焼成!
焼成後はブラシがけをし、シリンジをヘラで磨いってピカっとさせたら完成!
完成したリングがこちら




一周ぐるりとシリンジで模様を描いています。
と調子よく2つの作品が立て続けに完成!
この調子で次の課題「パールをあしらったツイストリング」。
この課題では片穴のパール(もしくは天然石)を芯を立てて留めるという技法を学びます。
M・Tさんはブルーレースアゲートという天然石を使ってリングを作ることにしました。
下準備が色々とありますが準備が出来さえすればあっという間に制作が進んでいきます。
まずはデザインをどうするか決めていただきサイズを取った付箋を木芯棒に移し替え、デザインの下書きをしておきます。
そうすることで粘土を置いていく位置の目安とします。
後は加工したシリンジノズルを付けた空シリンジに粘土を入れ押し出し、それを手に持ち替えてひねりながら木芯棒に巻き付けていきます。
このひねりを入れるとぐっと立体的になってフォルムがエレガントになります。
そして銀線を埋める土台を作り、柔らかいうちに加工した銀線を差し込み乾燥。
乾燥後は接点など補強しつつ形を整えていきます。
形が整ったら焼成。
焼成後はブラシがけをし、部分的に磨きヘラをかけ、最後に片穴の天然石を銀線に取り付けたら完成!
完成したリングがこちら



天然石のブルーレースアゲートがやはり涼やかです。
そういえばM・Tさん、選ばれる色味が青系が多いような?
もしかして青好きなのかもしれません!
今度聞いてみよう!
そして次の課題、「ウェービーリング」リング続きですがサイズ取り等復習が何度も出来て手順が身に付きます。
この課題では甲丸リングの制作と色々なヤスリを使った彫りを入れ、最終的に鏡面仕上げにし、いぶしをするというものです。
まずは甲丸リングの制作。
材図を取った付箋を木芯棒に取りつけ、ひも状に伸ばした粘土をデザインに合わせて盛り付けていきます。
その際なるべく甲丸(断面がかまぼこ型)の形状になるよう、形を整えます。
やわらかいうちの造形が苦手な方は乾燥後がんがんヤスリで形を整えていっても良いのですが粘土のロスが少なくて済むのは粘土状態の時、完成形に近づけておくのが良いでしょう。
大体の形が整ったら乾燥。
とここで時間となりました。次回はリングの形を整えていく作業からです。
だんだんと難しい課題になってくるので大変ですが頑張りましょう!
■ argentiere ■ M
※このブログに掲載されているアートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe等のデザイン、画像の無断使用、無断転載は固くお断りいたします。