■ argentiere ■ つぶやきブログ

アートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe教室 ■argentiere■(アルジェンティエーレ)のブログです

カラードジュエリー講座 ST1-3

2015年06月09日 20時00分37秒 | セミナー
今日は月に一度のカラードジュエリー講座を受けに府中工房へ行ってきました。

今日はステップ1の3回目、制作している白磁を使ったペンダントの仕上げです。

が、私は2回目で土台の焼成まで出来てしまったので磨きと石留をやってきてしまいました(笑)

そして出来上がったペンダントがこちら







ちょうど紫のワイヤーチョーカーを持っていたのでそれに通してみたらなんとピッタリ!

今までこのワイヤーチョーカー派手な色みだったのでどれにも合わずお蔵入りになっていたのですがこの時を待っていたかの如くピッタリでビックリ。

で、この教室中でもう一つ焼成していたグリーンの白磁パーツの土台を作ることにしました。

完成した白磁の方はアートクレイ倶楽部で販売している白磁でそれに合わせて作ったモールドを使って土台を制作したので収縮などの計算をしなくても楽ちんだったのですが私が在庫していた白磁は他のお店で購入した白磁だったのでサイズや厚みが違います。

なので計算して乾燥体の大きさを割り出さなくてはいけません。

色々と計算をし、何とかサイズを決めたのですがちょっと自信ない。

土台を一旦焼成して形を合わせてから爪を付けて焼成する作戦で行くことにしました。

平らにのばした粘土を割り出したサイズでカットし乾燥。

少し大き目にしておいたはずが乾燥体をヤスって形を整えた時になんだか小さくなったような気が?

本当は焼き締めるためにいつもよりも長めに焼成するのですが一旦5分で取り出して形を合わせてみたらすでに気持ち小さくなってる(涙)

これ以上焼成してしまうと小さくなってしまうのは目に見えているので焼き締めはしないで制作することにしました。

このまま焼成済みの爪パーツを新ペーストでくっつけて再び焼成。

恐る恐る白磁パーツを合わせてみるとちょっときついけどギュッと入れればちゃんと入りそう!

と言うことで磨きの作業をして最後、爪留をしたら完成!







気持ち小さめの土台でしたが奇跡的にぴったりサイズになって良かったです。

こちらは白磁パーツのベースをグリーンにしたのでグリーンのワイヤーチョーカーをつけてみました。

これもだいぶ前に購入しておいたもので、ちょうど良かった!

次のステップ2の講座はガラスへの彩色なので楽しみです!

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※このブログに掲載されているアートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe等のデザイン、画像の無断使用、無断転載は固くお断りいたします。

次々完成!

2015年06月06日 22時00分58秒 | 教室
今日も1日教室がありました。

今日の生徒さんはフリーコースのYさんと課題作品コースのM・Tさんです。

まずはフリーコースのYさん、前回制作途中だった特別研究クラスの作品出来上がったということで見せて頂きました!

チョーカー





リング





チョーカーのトップは出来上がったのですがチョーカー部分(ペンダントでいうチェーン部分)をどんなものを持ってくるかとても悩んでいるということでした。

ボリュームのあるトップだけに華奢なモノではなくそれなりにしっかりとした革紐やワイヤーがいいのでは?とお勧めしてみましたがはたしてどうなる事やら。

飾っておくだけはもったいないので是非身につけて頂きたいです!

というわけで今日はこの前の全国セミナーの「シャインストーンリング」を作ることに。

全国セミナーでは4mmのラウンドカットの合成石を使いましたが3mmにしてアレンジすることに。

まずは土台となる平打ちリングをサイズに合わせて作っていきます。

リング自体はそんなに大変ではないのでレシピ通りにサイズ取りをして平らにのばした粘土をカット、木芯棒に巻き付けていきます。

乾燥している間にタガネの制作。

Yさん、タガネで留めるという技法は初めてなので道具のタガネ作りから。

そう、彫金では道具を自作するということも多々あります。

今回は覆輪を倒すときにも使う石留用のタガネを加工していきます。

といってもタガネの形としてはとってもシンプル、アートクレイ倶楽部で販売しているタガネ(赤タガネ)は先がカットされているのでその部分を整えるところから始められるので楽ちん!

彫金工具を売っているお店やハンズなどではカットされていないモノが販売されている(私が見たときは)のでカットするところから始めなくてはいけないのですがその工程は飛ばして、断面を平らにヤスリがけ。

しかし、アートクレイの乾燥体をヤスリがけするのとはわけが違うので初めて削るYさんは苦戦。
実は平らにヤスリがけするというのがとても難しいのです。

シンプルな形を作るのって自分でもちゃんとできていないというのがはっきり分かってしまうだけにツライです。

ちょっとだけお手伝いして何とか形を整えて後は鏡面にするだけというところで時間となりました。

次回までにタガネの先端を鏡面にしてくることと、リングの乾燥体の形を整えてくることを宿題にしました。

さて課題作品コースのM・Tさん、前回焼成してブラシがけと石留、針作りを終えた「森の小枝のブローチ」宿題の鏡面と磨きヘラで仕上げてきて下さったのでいよいよ針を取りつけます。

方向を間違えないようにして合体!

そして出来上がったブローチがこちら





合成石はクリア、ミントグリーン、アークティックブルーの3色。とても涼やかな色で夏らしいです。

そしてその次の課題の「エレガントな流線リング」こちらも少し形を整えたら焼成!

焼成後はブラシがけをし、シリンジをヘラで磨いってピカっとさせたら完成!

完成したリングがこちら







一周ぐるりとシリンジで模様を描いています。

と調子よく2つの作品が立て続けに完成!

この調子で次の課題「パールをあしらったツイストリング」。

この課題では片穴のパール(もしくは天然石)を芯を立てて留めるという技法を学びます。

M・Tさんはブルーレースアゲートという天然石を使ってリングを作ることにしました。

下準備が色々とありますが準備が出来さえすればあっという間に制作が進んでいきます。

まずはデザインをどうするか決めていただきサイズを取った付箋を木芯棒に移し替え、デザインの下書きをしておきます。

そうすることで粘土を置いていく位置の目安とします。

後は加工したシリンジノズルを付けた空シリンジに粘土を入れ押し出し、それを手に持ち替えてひねりながら木芯棒に巻き付けていきます。

このひねりを入れるとぐっと立体的になってフォルムがエレガントになります。

そして銀線を埋める土台を作り、柔らかいうちに加工した銀線を差し込み乾燥。

乾燥後は接点など補強しつつ形を整えていきます。

形が整ったら焼成。

焼成後はブラシがけをし、部分的に磨きヘラをかけ、最後に片穴の天然石を銀線に取り付けたら完成!

完成したリングがこちら





天然石のブルーレースアゲートがやはり涼やかです。

そういえばM・Tさん、選ばれる色味が青系が多いような?
もしかして青好きなのかもしれません!

今度聞いてみよう!

そして次の課題、「ウェービーリング」リング続きですがサイズ取り等復習が何度も出来て手順が身に付きます。

この課題では甲丸リングの制作と色々なヤスリを使った彫りを入れ、最終的に鏡面仕上げにし、いぶしをするというものです。

まずは甲丸リングの制作。

材図を取った付箋を木芯棒に取りつけ、ひも状に伸ばした粘土をデザインに合わせて盛り付けていきます。

その際なるべく甲丸(断面がかまぼこ型)の形状になるよう、形を整えます。

やわらかいうちの造形が苦手な方は乾燥後がんがんヤスリで形を整えていっても良いのですが粘土のロスが少なくて済むのは粘土状態の時、完成形に近づけておくのが良いでしょう。

大体の形が整ったら乾燥。

とここで時間となりました。次回はリングの形を整えていく作業からです。

だんだんと難しい課題になってくるので大変ですが頑張りましょう!

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ペアのペンダント

2015年06月05日 21時37分11秒 | 体験教室&教室
今日は教室と体験教室がありました。

まず体験教室、今日ご予約いただいた方はペンダントをお一人で2つ(自分用とプレゼント用)作りたいといらした女性の方。

あらかじめデザインを考えてきて下さいました。

いたってシンプルですがなかなか考えられています。

最初に作り方をご覧いただいてから挑戦していただきます。

平らにのばした粘土をカットし、中央に数字のスタンプを押して周りに楊枝で点々を付けて縁取りします。

外側のカットを丸いものと楕円のモノ2つ作って乾燥。

乾燥後はヤスリで形を整え最後に裏にイニシャルを彫ったら焼成!

焼成後、ステンレスブラシで磨いて金具を付けたら完成!

完成したペンダントがこちら。

ご自分用(丸いペンダント)





プレゼント用(楕円のペンダント)





2つ並べて



とても丁寧に作業されていたのでとても素敵なお揃いだけど形が微妙に違うおしゃれなペンダントが出来上がりました。

これなら普段、いつも身につけていられそうですね。

そして今日の生徒さんは課題作品コースのSさん、「グラスハーモニー」と「コンビネーションリング」を並行して作っています。

まずはコンビネーションリング、前回トップパーツの形をヤスリで整えてくることを宿題にしていたので今日はリングとトップを合体させるところから。

リングにトップをつける場所を平らに削り、形を合わせてペースト又はシリンジでくっつけるのですが、楕円のトップを縦に付けるか横に付けるかで悩んでしまいました。

どちらも面白くない、と。

だったらいっそのこと斜めに付けてみたら?と提案してみたら元気よく「そうします!」とお返事。

早速斜めになるようにくっつけて乾燥。

仮留めなので乾燥後更に接合部分を補強し、乾燥。

形を整えたら焼成!

この課題は鏡面にするというのがポイントになっているので後はご自宅で磨いてくることにしました。

ブローチの方は焼成しただけだったのでブラシがけをして磨きヘラをかけ、部分的に鏡面にしました。

針はすでに1度作っているのでご自宅で形を整えてくることになりました。

前回は思いのほか針が短くなってしまい買い直すという事態になってしまったので今度は気を付けて!

次回2つとも完成予定!楽しみです。

■ argentiere ■ M


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セミナー アレンジ作品色々

2015年06月03日 22時58分45秒 | 作品
今週の前半は教室が入ってないので彫金教室の作品展に出品する作品を少しでも作ろうと制作しています。

この前受けた「印台リング」セミナーのパーツがあったのでそのアレンジ作品を作ることに。

そして出来上がったのがこちら







ネコのペンダントトップです。

枠の中をいぶして黒くするかちょっと悩んでます。

黒くしても色が映えるようにダークな赤の合成石を選んだのでどちらでも大丈夫ですがとりあえず白猫バージョンを記念撮影。

やっぱり黒猫にしてみました。








セミナーで作ったリングの写真を見た友人から

「これってカリオストロの城に出てくるリングに似てるよね。」

という一言でカリオストロのクラリスの指輪を作ることに。(伯爵のはイマイチ気が乗らなかったので)

モチーフはネットで色々と調べて下書きし、地道に制作。

まだ制作途中ですがこんな感じです。



これからまだまだ盛ったり彫ったりを繰り返す予定です。

この2つとセミナーで作ったリングも作品展に提出する予定です。

そして明日表参道のギャラリーに行くのでついでに新作を納品しようと「スリーストーンリング」セミナーのアレンジ作品を作りました。







なんだか高級感が!

手持ちの石枠と石を組み合わせたのですが私が作ったと思えない高貴な感じ(笑)

彫金教室の作品展納品まであと1週間とちょっと頑張ろう!!

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