その子がまだ2歳くらいの頃、
かなり急な階段の一番上からコロンコロンと転がり落ちた。
私はそれを見て、真っ青になって飛んで行った。
子供は階段の一番下で止まると大きな声で泣いた。
多分びっくりしたのだろう。けど、どこにも怪我はなかった。
もう一度、この子にそんなことがあった。
自転車のハンドルに引っ掛けるだけの超簡単な椅子を付け、
そこにその子を乗せて、言葉通りのホントの凹凸道を走っていたら、
自転車がぽーんと跳ね、前の席に座っていたその子が
ピョーンと空に跳び、道の脇の小さな溝に落ちた。
もう凄くびっくりしてすぐに駆けつけた。
子供はやはりびっくりしたのだろう。大きな声で泣いた。
この時もどこにもかすり傷一つもしなかった。
小さな子供は大人に比べると、そういう時怪我をしないという。
子供は身体に力が入らないからだ、とか聞く。
その通りと思う。
その時の心も身体も無抵抗状態なんだろうと思う。
落ちている時、その動きに心も身体も委ねているのかと思う。
一切の抵抗が無い状態というのは、
その時の身体の落ちるという自然な動きと心が一つになっている、
とでも言ったらいいのか、
その身体の動きを(なんとかしよう)というような心が起こらないので、
無理な力が身体に加わらないんだろうな。
けが というのを“怪しい我”と書くのもおかしい。
怪しい我は流れる川に逆らおうとするようなもの なのかもしれない
自然と共に居る我は 怪しくない我 なのかもしれない。
ふーん・・・
かなり急な階段の一番上からコロンコロンと転がり落ちた。
私はそれを見て、真っ青になって飛んで行った。
子供は階段の一番下で止まると大きな声で泣いた。
多分びっくりしたのだろう。けど、どこにも怪我はなかった。
もう一度、この子にそんなことがあった。
自転車のハンドルに引っ掛けるだけの超簡単な椅子を付け、
そこにその子を乗せて、言葉通りのホントの凹凸道を走っていたら、
自転車がぽーんと跳ね、前の席に座っていたその子が
ピョーンと空に跳び、道の脇の小さな溝に落ちた。
もう凄くびっくりしてすぐに駆けつけた。
子供はやはりびっくりしたのだろう。大きな声で泣いた。
この時もどこにもかすり傷一つもしなかった。
小さな子供は大人に比べると、そういう時怪我をしないという。
子供は身体に力が入らないからだ、とか聞く。
その通りと思う。
その時の心も身体も無抵抗状態なんだろうと思う。
落ちている時、その動きに心も身体も委ねているのかと思う。
一切の抵抗が無い状態というのは、
その時の身体の落ちるという自然な動きと心が一つになっている、
とでも言ったらいいのか、
その身体の動きを(なんとかしよう)というような心が起こらないので、
無理な力が身体に加わらないんだろうな。
けが というのを“怪しい我”と書くのもおかしい。
怪しい我は流れる川に逆らおうとするようなもの なのかもしれない
自然と共に居る我は 怪しくない我 なのかもしれない。
ふーん・・・