自然とそうなる

自然にそうなる　とか、　そういうことを自然としてしまう　とかいう言葉がある。

意識という自然がそうなる・・・

ひとはその時その時、周囲とバランスをとってしまうような行為を自然とする。

そういうことが出来ないのが「空気を読めない」という言葉があらわすものなんだろう。

そういうことが当たり前じゃないから、そういう言葉がある。

「あいつ空気読めるよ」なんて言葉はあまり出現しない。

かといって、当たり前じゃないのは悪いといってるわけじゃない。

そういう学習障害のような病気もこの世にはある。

天才も一種の病気？から生まれるんだろう。

意識という自然“が”そうなる・・・と上に書いた。

意識という自然、自然という意識、この二つは違う。

意識が真に自然だったら、「自然という意識」でいいかもしれないけど、

意識が不自然な自然のことの方が多い。

それは干渉込み、込まれの意識。変な言葉か。

干渉はキメツケ・トラワレによって起こる。

それは意識という不自然な自然だ。

湯川博士が晩年東洋思想に傾倒したというのを読んだことがあるけど、

それもそうだろうなと思う。

自然とそうなると思うよ。

諦める 諦めない

金持ちの子供が容易に勉強できる環境にいて、

勉強したくてたまらない子供が、家の仕事をしていることに、

不合理を感じるのは当たり前だ。

不合理を感じても、その時点ではそれを涙を飲んで諦める。

けど、簡単に割り切れないのも当然だ。

そうは思っても最後は仕方ない・・と諦める。

諦められるのは家の事情やらなにやらが今こうなっている事実を受け入れるということだろう。

今の時点ではしょうがない。仕方がない。やりようがない。

今は全体がそうなってないのだから。

諦めるのは過去についてで、未来については諦めなくていい。

常に状態である自分をあきらめることなんかない。