ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
       ・・そんなこと探りたい

仲畑流万能川柳

2013-05-18 13:53:04 | 新聞を読んで
毎朝、新聞はこの欄から読む。この欄しか見ないこともよくある。

今日のをちょっと紹介。・・

「あの世でもあるのだろうか死ぬ思い」 秀丸氏 作。

それがあったら、あの世で、「もう死にたい」ってなっても、

既に死んでるんだから死ねない。不可能なのかな~

だとすると、この世は死ねるからいいね~

もう幾つか紹介。

「一を聞きいきなり十をするタイプ」面白いね~

こういうタイプいるいるって思う人あるから、

こうやって活字化されるんだろうなぁ。

「生まれた地違っただけで敵味方」これも頷いちゃう。

川柳とか俳句や短歌なんかで思いを形にする作業というのは、

物事を客観化しないと書けないのかと思うんだけど、

だからこそ面白いんだろうな。

腹立ちなんかをそのままストレートに出してもちっとも面白くないもんだし。

謂わば、思いを放すという作業を経たものが川柳やいろんな歌なんだろう。

よく短歌とか書いている人は呆けないという。

実際そうなのかどうかは知らないけど、そんなふうな話があるということは、

それなりに何かわけがあるのだろうと思う。

自分のことやひとの事を当事者目線ではなく、見られるのは、

その物事に対してよいとか悪いとかの判断を棚に上げるか、横に置くか、

その判断自体が無いか、しないと出来ない。

当事者目線ではないということは天から目線だ。

それって観察。善悪の判断抜きの観察。

川柳を読むと結構みんなそうだ。

「病院行くより元気になる女子会」「パンダって展示をされるものなのね」

「常連と会うデパ地下の試飲会」「定年後望遠鏡を買った人」

「どう似合う?夫に聞けばいくらした」

「川柳をやってて標語頼まれる」等など・・

なかにはこんなのもある。「反抗期返事をしないのが返事」

しばてんさんという人が書いたものだけど、

しばてんさんが反抗期の子供の親なのか、そうじゃないのか全くわからないけど、

もし反抗期の子供の親なら、その子供は早くに反抗期から抜け出せるかなと思ったよ。




記念日

2013-05-18 10:34:48 | 日々の暮らし・思い出
今日は夫との結婚記念日。17回目である。

昨夜、なんとなく思い出した。

ここ何年も、その日に思い出すことなんかなかったのに。

前の夫とも17年くらい一緒に暮らしたんだけど、

それと同じ年月が経ったのかと感慨深い。

前夫との17年と比べると凄く短く感じる。どうしてなんだろう・・・

若い頃は出産したり子供の面倒見たり、そんなふうな出来事がいろいろあったからだろうか・・・

今の夫とは育児をするとかそんなことがないし、

似たような暮らしが続いているからなのかな・・

わからないね~ なんだかは。

これと同じ年月をこれからの人生で経験するかね~なんて昨夜話した。

その時生きていたら、

何処で何を思い何をしている17年後だろうか・・・

世の中、世界はどうなっているだろうか・・

そんなふうに夫と話した。なんだか楽しみだ。

まぁ、それを経験する前に死ぬこともあるかもしれないけど、それもよしって思った。