ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
       ・・そんなこと探りたい

山の緑

2013-05-28 16:15:34 | 日々の暮らし・思い出
新緑の時が過ぎ、山は静かになった。

若葉が萌えいずる時、(ホントこの言葉がピッタリ)、

山は盛んにお喋りしてるみたいだった。

一枚一枚の若い葉っぱがちょっとずつちょっとずつ大きくなって行っているから、

見ているときに動きが感じられたんだろうか。

今、山を見てもその瞬間に動きが感じられない。

風でもなければ葉っぱはその瞬間には動かないように感じられる。

新緑の時はその一瞬が動いていた。山じゅうが動いていた。

いま山は落ち着いて来た。そんな感じ。ちょっとつまらない。

もう高校生くらいなのかな、一枚一枚の葉っぱが。

成長が盛んなのが私の好みなのかもしれない。

庭の多肉植物は去年葉っぱをぼろぼろ落とした奴をポットに散らばせたのが、

ちょうど一年経って、新しい葉っぱを6、7枚付けている。

これからの季節で又ぐんぐん大きくなるだろう。

庭に出て、ちょっと見るつもりが、アレコレとやりたくなり、

二時間くらいすぐに経ってしまう。

嬉しい季節だ。

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似合わない・・

2013-05-28 15:57:26 | 実例体験観察
知り合って4年くらいの友人がいるんだけど、

私のことを大雑把だ、とよく言う。

大雑把なあんたにしちゃ珍しいとか、そういう台詞もよく言う。

大雑把な面はもちろんたくさんある。

あんたが一番気を使わなくっていいわぁと言う。

そのせいなのか、私が他の人みんなに気を遣わない、心遣いをしないように思っている。

なので、そういうところが私から感じられると、(推測)

「そういう行動はあんたに似合わない」と言う。

こういうことを何度も言う。

私にもいろんな面があるんだよって言っても、

その言葉は彼女の心には届かない。

初めて言われたときは笑い飛ばしたくらいで、なんとも思わなかったんだけど、

何度もそういうふうなことを言われているうち、

その言葉をうるさく感じ出した。

そのせいなのか、そういう言葉に対し、

そうじゃない、わたしは・・コレコレこんな面も・・なんて、

弁解のような、説明のような思いが浮かんで来ていた。

なんでそういう思いが浮かんだのか、いま、こうして書いていてわかった。

煩い(うるさい)と感じたので、それをもう聞きたくないので、

その発言を止めさせるために、(彼女がそれを聞いて納得して言わなくなるように)

いろんな面があるんだよ、という言葉を発したのだった。

そんな自分にやっと気がついた。

私はこんなです、なんていくら口で説明したって、

彼女には強く「この人は大雑把である」が入っているので、

それが外れないのは当たり前だ。

まぁ、思い込みが強いとも言えるかもしれないけど。


「そういう行動はあんたに似合わない」という言葉を、

わたしはあ~そうか、と聴くことができなかったんだ。

彼女がわたしのことを大雑把だと決めていたって全然いいじゃないか。

思い込みが強くたっていいじゃないか。

そういう行動はあんたに似合わないと言ったっていいじゃないか。

それは彼女のこと。

彼女が管理する彼女の意識のこと。

彼女は在りのままでいい。そのままでいい。

こうして書いて来て、そう思えた。


なんども経験してやっとその時の自分の不快感を掴まえられた。

彼女にそのことを喋らせないように、という思い(無意識的だった)は、

まさしく“他を侵すことのあさましさ、愚かさ”だった。

それに気づいて嬉しい。
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