ああ、なんと美しい竹小舞なんでしょ(自画自賛ですが)。
何度見ても、日本家屋の構造ってうまいことなっていると思います。
伊賀市M邸のリフォーム写真です。
竹小舞――とは、うちのブログの中ではチョコチョコ出てくるのですが、土壁を塗る下地で、細い竹を格子状に編んで作ります。
今では、土壁を塗るお宅も少なくなってはいるのですが(クロス仕上げがほとんど)、古民家のリフォームには、それに見合った技術が必要です。
M邸も、日を追うごとに内部が美しくなっているのがわかります。(左バナーのフォトチャンネル参照)
こういった日本古来の工事方法ってちゃんと受け継がれていくのかしらん?
社長のお母様が、伊勢神宮の『お白石持ち行事』に参加されてきたのですが、今年10月にお披露目される新しいお社は、それはそれはりっぱで清清しく美しく造営されていたとのこと。
かやぶきの屋根に桧の白木。桧のいい香りがあたりに漂っているらしいです。
◎社殿の様式と配置
式年遷宮も、なんで20年に一度、社殿を新しくするのかという一説に、『技術の伝承』というのがあるそうです。
ちゃんと、後世にこういった伝統の建築方法を伝えていくのも、大切なことなんでしょうね。
小舞は弊社上野丸之内の まなび舎monの内部で見れるようになっていますので、興味のある方は、ぜひ見学に来てくださいね~