祝!2020 東京オリンピック 開催決定!!
こんにちは、すぎぼーです
この記事を書き始めたのが、オリンピック候補地決定直後だったのですが・・・・
いろいろと業務に取り紛れてまして
で、遅ればせながら(笑)私どもからもお祝い申し上げます。
先週は、オリンピック祝賀ムード一色でしたねなにせ、新聞休刊日だった日曜には、うちん家のポストに『号外』が入ってました。
日本は大阪オリンピック以来、何度目かのチャレンジで夏のオリンピックを勝ち取りました。
さて、東京オリンピックは、旧東京オリンピック時とは違って、コンパクトな開催――を目指している模様。
つまり、高度成長のきっかけとなった旧東京オリンピックの時は、道路・建物・線路・・といった大掛かりな開発が(たぶん、いろんな古いお家なんかをぶっ壊して)進んだと思うのですが、今回は、既存のスタジアムなどを利用し、選手村を中心に半径8km圏内の移動で85%もの競技場をカバーできるものとする、だそうです。
↑オリンピック・パラリンピック招致委員会のHPから転載させていただきました。
ただし、震災復興という意味もあってサッカーは東北でも行うそうですが。
移動が少ないのは、観客・選手共に楽ですよね。いずれにせよ、諸外国とは違って、(いい意味で)面積の小さな国なので、ぎゅっと詰まっているということです。
既存の施設を使うといっても、国立競技場は前回の東京オリンピック(1964年)に建てられたということで、今回はデザインを公募し、建て替えという選択肢になりました。
かの安藤忠雄氏が審査委員長を務め、応募作品46作品の中から選ばれたデザインが・・・・コレ。
↑新国立競技場のHPから転載させていただきました。
この未来的なデザインをしたのが、ザハ・ハディド氏。
氏ってつけると男性的に聞こえますが、イラク出身の女性建築家です。
このハディド氏について調べると、必ずと言っていいほどつけられた冠詞?は『アンビルトの女王』でした。
アンビルト?
なんのこっちゃ?って思いましたが、よく考えるとアン+ビルト=建てられなかったってことか!と気づきました。
アンビルト=実現しなかった建築のこと
つまり、あまりにすごすぎて建築技術が追い付かず、建てることができなかった建物が多い・・・・ということみたいです。
う~ん、上図を見ている限りわかるカモ
ザハ・ハディド氏は2004年に建築界のノーベル賞と言われるプリッカー賞を受賞されています。
(安藤忠雄氏も受賞されています)
氏の建物を眺めると、どれも現実離れ?しているというか、建物を訪れる人や使っている人がぎょっとする(あるいはワクワクする)ような建築物ばかりです。
そう、SF小説の未来像というべきか・・・・
新国立競技場もそう見えますよね。
私の感覚で行くと『こんなん建てることができんの?」って感じです。ただし、実際建てることができたら、さぞかし壮観でしょうね。
きっと東京の新名所になるに違いありません。ただ、建築技術は追い付いたものの、建築にかかる費用は相当なものだそうで・・・・
ですから、少し氏の設計図からは簡略化?が図られるそうです。(現実的な建築費にするために)
でもすごいな~。氏のHPのどれを見ても、(大変失礼な言い方かもしれませんが)女性建築家が設計したっていうのが全然想像できない!
かの有名なスーパーモデル、ナオミ・キャンベルの自宅も「「Capital Hill Residennce」」として紹介されていますが、まるで宇宙戦艦ヤ~マ~ト~
の世界ですな。
(興味のある方は、http://www.zaha-hadid.com/architecture/capital-hill-residence/を見てね)
とにかく、こんな競技場ができるんでしたら、東京オリンピックも見に行けたら行きたいな!って思ってしまいますよ。