日当たりの加減で所々に水仙、桜草も咲いている。
傍らではチューリップと、蕾を膨らませた水仙が、
すっくと立って自分の番を待っている。
自然の摂理は脅威。
植物の生命はそれに抗わず、凛として逞しく耐えて待つ。
~ 形見分けは故人と親交のあった人に,身近に置いて思い出のよすがにしていただくために,遺品を贈るものです。ですから,ほんとうに喜んでくれる方に贈らなければ意味がありません。交友のありかた,先方の年齢,好みなどを考えてふさわしい品を贈るようにします。 ~
形としてはそういう事だと云うのはよく解るのですが、これを生きているうちに行うのは
形見分けとは云わないのでしょうか?常識がないと顰蹙を買う事なのでしょうか?
人間死んでしまってから本人が大切にしていた品々を、他人に贈ろうが焼こうが捨てようが同じではないかと思うのです。本人がきちんと整理して贈り先を決めていたのなら別ですが。
そう思って私は25年も続けてきた踊りを暫く休もうと思ったのを機に、沢山買い貯めた着物、帯、扇子、袴、等整理をして、その一部を仲間の所へ持っていきました。
「形見分け」という程の大袈裟な品物ではないのですが、自分が死んでから割り当てみたいに配られ処分されるのは嫌だと思いました。
そんな風に思うと身の回りの何もかもをきちんと整理しておきたいと思うようになります。身内でも他人でもかける迷惑は少ない方が良いに決まっています。
普段、怠惰な生活ですから一層そう思うのでしょうか。
何だかお線香臭い話になってしまいましたが・・・
明日天気にな~ァれ
いちにち雪でした。
仕事を終え外へ出ると、霙になっていて車に積もった重い雪を下ろして、
帰ってきました。陽春の4月も早半ばです。
春のうららは何処へ・・・
しかし春眠を覚えています。
やたら眠い!起きたばかりでもすぐ又眠くなり、午後は午後でうとうととしてきます。
だからひたすら眠ります。
眠りから覚めると、目覚めなくても良かったのにと、ふと思います。
塩漬けの桜の花びらを湯で戻し、
燗酒でも良し、冷やでも良し、
浮かべて呑む桜酒。 ~春のしぼりたて~
という名の酒。
どうもネーミングに弱い私です。
春になったら
春色のスカートを買おう
春になったら
鉢の植え替えをしよう
春になったら
模様替えをしよう
思ってはいるのですが
心も体も・・・
まだ動かない