霧の朝だった。 久しぶりに堤防沿いを歩いたけれど、桜はまだまだ固い蕾だった。 日中は気温が上がり初夏の陽気、 入院中の友人の様子を見に行く面会時間には間があったので、桜咲く公園へ行ってみた。 正に美しい満開の桜だった。 単に桜を観に来た人達と花見をやっている人達と、程よく人がいっぱいいた。 私はベンチに座り、コンビニで買ったおにぎりを食べながら、今更のように桜の美しさを感じ良い時間を過ごした。
見舞った帰りは、少し遠回りして母と歩いた堤防沿いの道を走ってきた。 ここの桜も美しく満開で沿道を彩っていた。
残念だったのは、私の唯一のカメラ、携帯電話を忘れて家を出た事。