♪ どんと響けば 土俵の上で
男同士の 血汐がたぎる
負けてなるかと どんとぶつかれば
まげも乱れる まげも乱れる 大銀杏
相撲協会が今大変だ。 日に日に疲れが見えてきた放駒理事長が気の毒になってくる
現役時代(魁傑)は、色が黒くてビーバーみたいに前歯二本が大きくてなんか好ましかった。 私が子供の頃、当時のスポーツ中継なんて相撲くらいだったから相撲はよく観ていた。 子供だった私が好きだったのは、褐色の弾丸(房錦) 面白いと思ったのは(出羽錦)×(若秩父) 塩をいっぱい持って高々と撒く(若秩父)と、ほんのひとつまみの塩を申し訳程度に撒く(出羽錦)今で云えばパホーマンスが対照的で客を湧かせていた。
♪ 今日はこの手か 明日又あの手
胸に思案の 土俵入り支度
締めたまわしを 両手で叩き
今日はやるぞと どんと四股踏んで
笑い浮かべて 笑い浮かべて 花道へ
膿を出しきると云っても過去にまで遡って調べたら収拾がつかなくなる。 過去にも有ったことを認めた上で、今回の一件を早く解決して心機一転、出直す事。 様々な不祥事をうやむやにしてきたツケが回ってきた。 狭い世界で有り余る恩恵にどっぷり浸かったきたまわし組の方々。 自浄能力がないのは元よりそもそもは見識の低さに尽きる
♪ 無事に迎える 千秋楽の
汗も滲んだ この十五日
今場所済んだが 来場所目指し
稽古重ねて どんと体当たり
男勝負の 男勝負の 道を行く
相撲協会どうなるのかな? できればこのまま公益法人で現状を維持して欲しい。 相撲、あの4分間のしきりが好きだ。 制限時間いっぱいの最期のしきり、両の手をしっかり土俵に置き、ゆっくり深くグッと重心をかけると、色白の力士の顔が紅潮してくるのがわかる。 この所作がとても美しいと思うのだ。
お相撲さんって意外に粋だったりする。 花柳界のねえさん達にも持てそうだ、歌だって上手い、(増位山)は知られたところ。 私は(琴風)のまわり道が好きだったしよく唄った。 あの声で相撲甚句なんかを良い節回しで唄ったら、それこそ「惚れてまうやろ!」の世界だ。 そう言えば(大至)は相撲甚句のプロ歌手?になったと思う。
無くしてはいけない日本の国技、ドスコイ!!