病気屋さんになってしまった友人

2009-05-31 21:12:01 | 出来事

電気毛布を切って寝たら腰が痛くて。
お腹にホカロンを貼らずにいたらやっぱりお腹が。
歯から血が出て。
腕が内出血して。
排尿の後がなんだか変で。

難病(シェーグレン症候群)を抱えている友人の電話は、
いつも病気のことばかり。
昨日は下痢がひどいと云ってきた。 再度の電話で熱が38度以上有ると。
今朝は7時半に電話があり、朝方夜間救急病院に行ってきたとのこと。
下痢の原因は腸炎だった様だ。

一病息災で過ごせればいいけれど、抱えている病気が病気なので、
どこかが不調だと全てその病気が要因と決めつけ、飲んでいる薬の成分のせいにする。 年齢を考えると普通に頻尿ぎみにもなるし、時には下痢になることもあるし、風邪だってひくと思うけれど、そうは思えないようだ。
彼女の通院は、内科、整形外科、歯科、泌尿器科、婦人科。眼科。

不安も解るけれど、拘りすぎるのではないかと感じてしまう。
薄情な私は病人の気持ちになってやることが出来ない。
愚痴っぽいと思い疎ましく思ったりもする。

今日は日曜日、
もし当番病院へ行くのなら送迎する事を伝え、気持ちの準備もしていたけれど、大丈夫の様だと電話があった。

電話でも車中でもいつも〝嫌になってくる〟〝もう、生きていたくないね〟などと悲観的なことばかり云い、聞きたくないと思うけれど、決してそういう人間ではないのだ。 長唄と三味線の師匠で、立ち居振る舞いが綺麗で、上品な美人で、ぐだぐだと面倒なことは云わないあっさりした性格で、憧れのステキな人。
そう言う人だったんだけれど・・・

今は一人なので、多分私を少しは頼っているのだろうと思う。
〝○○ちゃんは強いね、くどかないし・・・〟と私の事を言うけれど、
強いなんて云って欲しくないのだ。
そんなことを云われたら冗談じゃないと思う〝わたしだって・・・・〟と。
愚痴は山ほど有る。
ただ、頼る人も愚痴る相手も居ないだけ。

だからブログで愚痴ってしまった。

さて、明日はどんな電話が来るだろう。


残り少ない春

2009-05-30 19:59:36 | 季節の中で

 

毎日
僅か10分程度の通勤の道
沿道沿いにある家々の花畑は
春から初夏へ移り変わろうとしている

ツツジも藤も色褪せた
ポピーやボタンが咲き始め
ルピナスが満開になっていた

花たちは
実に上手く主役が入れ替わり
それぞれが自分の分を最大限に表現して
ほんの短い一瞬を終える

そして自分は
昨年と同じような文を綴っている

又巡り繰るこの季節に
又こうやって同じ様に
次ぎに巡り季節に思いをはせる
自分が居るのだろうか・・・と


たゆたう川の流れの様に

2009-05-29 19:40:11 | 出来事

 

琥珀滔滔「こはくとうとう」
自然の恵み、琥珀色のモール温泉と悠久の十勝川、士幌川が滔滔(盛んに流れる)と地域とともに歴史を育んできたこと

十勝川温泉町内会創立50周年記念誌が発行された。
新聞で知っていたけれど、一万円もする高価な物なので当然買えない。
十勝川温泉は私の第二の故郷、小学5年生から住み多感な時を過ごした。
先日、編集委員の一人である以前の職場の上司と会う機会があり〝見たいけれど高いんですね〟と話したら、貸してあげると言うことで早速お借りした。

今は時々親を美容院へ連れて行くだけで、殆ど行かなくなった十勝川温泉。
その度にすっかり様変わりした町の様子に驚く。

ゆっくり読ませて頂いた。
懐かしく懐かしく、ノスタルジー。
しみじみとしみじみと、隔世の感。



昭和がどんどん遠ざかる

2009-05-28 19:56:47 | 出来事

作詞家石本美由紀さんが亡くなった。
「長良川艶歌」のイントロが浮かんできた。
踊りの仲間のひとり、彼女が踊る「長良川艶歌」がとても良かったのだ。
情緒があって表情も良く踊る姿に、○○さんの「長良川艶歌」は良いなぁ~と
いつも見とれていた。
そんなステキな人は、あっけなく逝ってしまった。
入院して間もなくだったような気がする、もう10年以上も経つだろうか。

阿久悠さんも三木たかしさんも・・・

才能ある惜しい命が失われていく。

振り返ると、
昭和がどんどん後ろへ後ろへと遠ざかって行くようだ。




鳩は豆が好きなんですね

2009-05-27 19:26:41 | 折りに触れ思うこと
政治家が英雄とは思わないけれど、
色は好むようだ。
好色と汚職が付いて廻る。
色と金、欲しいのはよ~く解る。

女性スキャンダルのお歴々
記憶に新しい鴻池さん、細野さんはモナさんと、山拓さんは性癖まで云々され、
菅さんは奥さんに「脇が甘い」と叱られ、宇野総理はアッと云う間に椅子から落ちた。 いずれもケチくさい、格好悪い話。
それを思えば、
船田元さんは男らしいかったのかな?
同じ議員同志の不倫「政界の失楽園」と騒がれ、前妻と別れ不倫相手の畑恵と再婚し、次の選挙では落選という制裁を受けた。

政権がどっちに転がり込むのか微妙な時、
次々と日替わりで何やら不祥事が起こる。
特に身の下相談には気を付けて「欲しがりません勝つまでは」ってね!

    小咄を
出張に出かける夫、浮気を心配した妻は夫の大事なところに鳩の絵を描いた。
出張から帰った夫、鳩が太って帰ってきた。 
                            うふふ
                   

鳩山さんが総理大臣になったら、
「鳩山サブレ」になるのかな?
麻生さんのお菓子ってあるのだろうか、影薄い。

夏,千代田区,写真

億劫な朝

2009-05-26 21:40:20 | 出来事

朝、ちょっと億劫な気持ちで一日が始まった。
友人の病院送迎を頼まれている。
仕事終え、いつものホットミルクにする間もなく、
冷たい牛乳を飲み着替えて出発。

9時半に出て、帰宅したのは12時半。
途中で買ったおにぎりを食べて、1時15分午後の仕事に出かけた。
くたくたになった。

女性クリニック、待合室に男性が一人居た。
丁度いい年輩の患者が来たと思ったのか、友人に話しかける。
「何処悪いの?」
「何処って、ちょっと難病持ってるもんですから」
「癌かい?」
「癌ではないですけど」
「奥さん歳だからいいけど」
何を云おうとしたのか?
きっと若いうちに検査をした方が良いみたいなことなのか。
「卵巣って右と左大きさちがうんだもね」
「ああ、そうなんですか?」

妻の受診に付き添ってきた旦那らしいけど、
私は、こんなぶしつけなバカ男にいちいち答えるなよと思いながら聞いていた。

女性クリニックの待合室で何処悪いのって・・・・・しかも男が聞くかい?
友人は真面目に答えていた。
大人の対応なのかな?相手は私達よりずっとジジイだったから。

そんなこんなで疲れた一日の終わりも、
ボクシング内藤大助の5度目の防衛を観た。
あ~疲れた!
私の12ラウンドも終了。


白と紫の花揺れて

2009-05-23 21:38:19 | 季節の中で

友人送迎の車窓から、
既にライラックが満開になっているのを見る。
リラとも云うこの初夏の花。
寒い日にはリラ冷えと表現されたりする。

札幌出身の俳人 榛谷美枝子さん(はんがい みえこ)  が詠んだ句

    リラ冷えや 睡眠剤は まだ効きて

これを渡辺淳一が「リラ冷えの街」を著し、広まった言葉とされている。
「リラ冷え」私の好きな言葉のひとつ。

 

     


その後のエンディングノート

2009-05-22 11:27:52 | 折りに触れ思うこと

死ぬまでに、自分が出来得る全てのことをやっておきたい。
私には、自分で作った家庭という物がないので、
出来る事なら自分の骨まで自分で拾いたいくらいだ。

仕事中に軽い怪我をして、平行するように親にも軽い認知症が表れ、
定年まで一年を残し退職してから丁度二年が過ぎた。
後期高齢者の親と後三年で前期高齢者になる自分とを思うと、
どっちが先に逝っても少しも不自然ではない年齢なのだ。
けれど、例えば自分が先だとするとやはりこれは一大事。
逝ってしまえばそれはそれでしょうがないけれど、
左脳でもやられたらサノヨイヨイになってしまう

バタバタと慌ただしく出来ることからやった。
墓を建て、無宗教でもやってくれるお寺さんを見つけ、
細かな話もした。 斎場も決まっているし、
遺影も撮った。

さて、エンディングノート・・・書き終えてはいない。
これはMy Life 自分史の様な物だった。

得意だった科目
よく遊びに行った場所
なりたかった職業
熱中していた事
配偶者を選んだ理由
子供の性格
家族との思い出
今やってみたい事
これからの人世の夢

こんな悠長な事は、後々に故人を偲んで家族がゆっくりと見るものだと思う。
私にはエンディングノートというより「緊急時申し送りノート」でいいのかな?

演出としては、
伝統的な白装束ではなく故人の好みの物を着るとか、
好きな音楽を流すとか、
色々項目があり、それは心が動き考えては見たけれど、
時間が経つにつれ、
白装束でも黒装束でも構わない、音楽でもお経でも流せばいいと、
どうでも良いと思うようになる。

結局は、
変わった事を望んで、残された者に余計な手を煩わせたくないと思うからだ。
とにかく迷惑をかけたくない、それだけの事。
反面、
死ぬときぐらいわがまま言ったって良いんじゃないかなと思ったりもする。

遺影、これが又気に入らない。
写真屋さんが撮ったのだから綺麗に撮れているのだと思う。
そっくりそのまま、実にありのままに写っているから。
けれどそれでは嫌なのだ。
素人写真は、何かの具合で時々すごくよく撮れていたりする事がある。
これは良い写真だなぁ~と思うときがある。
そういう風に撮って貰いたかったんだけどなぁ~


何だかここ迄来て、ふぅ~っと手が止まったみたいだ。
バタバタとひとり気忙しく過ごしてきたけれど、
明日は明日の風が吹くし、
今は良い季節だし、
毎日新しい朝がやってくる。







低く座し高く考える

2009-05-21 19:38:55 | 少しだけスポーツ

2008年のFNSドキュメンタリー大賞をとった北海道文化放送制作、
「バッケンレコードを越えて」は感動のドキュメンタリーだった。 
それを私はたまたま観ていた。

金子祐介選手
東京美装所属のスキージャンパー。
それは2005年11月の出来事、トリノオリンピック候補選手として、
フィンランドで合宿中、練習でスキーが外れ叩きつけられるように落ち、
顔面中を複雑骨折する。 
昏睡状態のままチャーター機で帰国し、意識が戻ったのは10日後だったが、
脳挫傷による高次脳機能障害で脳のダメージが強く、自分の名前も婚約者の名前も何も覚えていなかった。 
そこから復活する迄のドキュメントだった。
 
彼の地元、札幌の大倉山ジャンプ場で今なお破られていないバッケンレコードが有る。
2005年3月25日に記録された
145メートル
記録保持者は金子祐介選手。

東京美装にはスキー部がある。
今年2月チェコで行われたノルディックスキー世界選手権で、
複合の団体が優勝した。 
苦手な距離での逆転優勝、その第一走が湊祐介選手、ゴール前でドイツに競り勝ったアンカーが小林範仁選手二人とも東京美装の選手。

スポーツに熱心な企業って良いな、嬉しくなる。
私も東京美装所属?だから。
その他大勢のひとりにすぎないパートのおばさんだけど、何だか自慢したくなる。
当然今から来年のバンクーバーが一層楽しみだ。

「低く座し高く考える」は東京美装の社是。
良い言葉だなと思う。正に教訓だ。
あの、船場の恋さん、ささやき女将の耳元でささやいてあげたい言葉だ。

 


今日の日をありがとう

2009-05-20 19:14:39 | 出来事

 

 

 

十勝大橋を越えると帯広市
一望できる鈴蘭公園の展望台
時々散歩をする人を見かけるくらいで あとは
鳥の声と風の音だけ
今日はまるで私のプライベートパーク



名前の通りスズランが群生している



まだちらほらの咲き具合い



いつも乗るブランコに座り



空を見る 気持ちが良い 生きてるなぁと感じる



 今日は仕事を休んだ。
 定期受診のついでに、二年ぶりの腹部エコーを予約していた。
 意外と早く終わり、映画を観に行くまでの時間を公園で過ごした。
 
 映画は「相棒 鑑識・米沢守の事件簿」
 客は、私と中年のご夫婦の三人だけ。
 座り心地の良い椅子にゆったり座り、行儀が悪いけれど靴を脱いで前の
 椅子に足を乗せて観た。
 
 ここも贅沢なプライベートシアターだった。

 2時半頃帰ったら、マンションの階段の上から親が駐車場を眺めていた。
 いつも家にいて当たり前の私が、たまに出かけると落ち着かないのだろ
 う。 本当はカラオケにも寄りたかったけど帰ってきて正解、やはり長時
 間は空けられないと思った。 
 実は私自身も外出していても時間が経つにつれ、気がかりになって来る
 のだ。  出不精の要因のひとつかな。

 今日は久し振りに、外で癒された時間を過ごした。
 良い日だ!


鳩ぽっぽ丸の船出

2009-05-17 04:41:56 | 少しだけ国のこと

良かったなぁ~昨日の民主党新代表選出の政見演説。
両氏とも新鮮な感じがしてとても良かった。
国民の支持も党員の支持も岡田さんが優位だったようだけど、短期決戦の国会議員だけの投票でバタバタと鳩山さんに落ち着いた。

もし政権を執って、公約通り官僚支配の政治をなくす事が出来れば、
嘘のような夢のような話。
でも、はたして、そんな事、
出来ると思う?出来る訳ないよね!
そんな政治想像もつかないなぁ~

東国原知事や橋本知事に見るように、素人の新人が自由に誰に対しても物申し、良い仕事をしている。
特に橋本知事のようにバカ、アホ、クソと口汚くたてついても好感を持たれる人は珍しいと思うけれど、彼を見てるとなんかスカッとする。

小泉内閣の時、竹中平蔵さんや猪瀬直樹さんの事を、「学者風情が」とか「物書きが」とか云って、小馬鹿にしたような政治家がいたけれど、結局は派閥とかしがらみとかにくるまった当選回数を誇るムジナやタヌキの様な政治家よりも、こういう人達の方がちゃんとした仕事が出来るのではないかと思う。


本日は日曜日、今日は珍しく出かける用がある。
「春の邦楽邦舞大会」友人が長唄で参加する。

それにしても寒い朝、チョットだけストーブを点けた。








決戦の土曜日

2009-05-16 04:55:47 | 少しだけ国のこと
カエルの好きな岡田さんと、
いつも良いネクタイを締めている鳩山さん、
どちらが党首になるのかな?

岡田さんはいつになく熱い、
鳩山さんはいつも通り淡白、
そんな感じ。

政権を取る前のセミファイナル。
さ~ どっち?

たんぽぽ ・・・ その温かい 黄色い花

2009-05-13 18:55:46 | 出来事

 

雨上がりの今朝は、若葉の緑もタンポポの黄色も一層鮮やかに揺れている。
爽やかな風にさくらの花びらも、舞い上がり舞い落ちる。

親を受診に連れて行っては戻り、
点滴終了で迎えに行っては戻り、
合間で自分も病院へ行き、
夕方、親の買い物へ行き、
いつも仕事以外、殆ど何処へも出ないので、
こんな事くらいで疲れてしまう。

何となく具合が悪くなり、寝っ転がって空を見てた。