再び、この御教えが登場します。
愛と憎しみは、裏表と教えていただきます。
憎しみや怨みは、思いが深く長くつづくことになります。
すべては相手が悪いとおもい、その思いが自分自身から、出たものとは、渦中にいるので、これっぽっちも考えていないのです。
不幸行きという名の電車にのり、人生もがき苦しむことになります。
かつて、御神尊様は、法然聖人のお話をされました。なみあみだぶつ、を悟られたかたです。
幼名勢至丸、9才のとき父親が闇討ちにあい、ひん死のなかで、
《怨みは恨みでおわらず、恨まずをもって、終わる。‼️》
お前は、敵討ちをせず仏門にはいり、父の菩提を弔うように、と言い残します。
法然聖人は、9才で比叡山にはいり、浄土宗を起こし、人々を助ける偉大な僧侶になりました。
憎しみ、怨みは、不幸行き電車。
さっさと降りて、赦しという幸福行き電車に乗り換えるのです。
愛なくては生きることはできません。
求める愛より、施愛に努力しましょう。