令和2・7・18、性格と運命
[我(わ)ゴムになり切る人は幸いあり]
御神尊様の信念は、私たちが世間で耳にする信念とは、いささか異なるところがあります。
一般に言われる信念のある人とは、『他人のことは思わずに、我意を意地で、あるいは理屈をつけて通す人で、実は意志も弱く信念も弱い人である』といわれています。
ひらたくいえば『自分の物差し』つまり他人の気持ちを理解せず、自分の感情のおもむくままに、自分の主張にこだわり固定観念で人を判断、自分の考えに合わせようとすることです。
『本当に信念のある人は、よく人のことを思い、合わせて善意に導く人を本当に信念の強い人』といわれています。
[己が物差しで人を計るものは不幸なり]といい、[我ゴムになり切る人こそ信念の人]といわれます。人にはその人なりの物差し考え方があります。尺度があるのです。
そこにあなたの『合掌の心で、我ゴム(輪ゴム)といわれるように、自らが柔らかく対応し、相手にも合わせつつ結論をいそがないことです。
そこに日頃のあなたの性格という物差しが出てしまい、運命との関係があきらかになります。共に修行しましょう。やります!