令和4年3月29日人生の処方箋
[なぜ外良しの 内悪しに]ライン日記
昭和の戦前戦後は、肺結核が猖獗(しょうけつ)を極めたものです。死亡率がもっとも高いものでした。
そうでなくても、我が家にも結核菌はのサバって家族にうつしています。のちに思い当たったのはあっさり、物事にこだわらず、平気で病人のものでも口にするものはかからず、だからといって、検査では境界ギリギリのところで発病しないだけです。
病原菌に目が行きがちですが、病気を招く性格に原因もあるとは養父のことばです。病気にとらわれる精神力の弱さ、気力の喪失。人生に希望を失う無力感などです。
初めて耳にした、『心が運命を作り出すとか、生活がその場所である』などは精神的に衝撃を受けたものです。養父は明朗に切り替える力を、希望の中で悟ったものです。
大切な家族をないがしろに、無口でわがままな生活。しかし、外の人間関係は細心の気を遣い機嫌を取り繕う。その弱いものに強く、外の強いものに弱い差別が人生の喜びと明るさを自ら奪うものです。反省と懺悔すべきは、素直に行うことです。やります!