今回は、火曜日小学生クラス&学生クラスのクリスマスケーキ作りの巻 (南澤)

毎年恒例のクリスマスケーキ作りであります。僕も今年で3回目となりますが、学生クラスの子には5回とか、きっと10回目という強者もいるに違いありません。
今回は、フランス語でなんちゃらと言う、木の丸太をイメージしたケーキです。マルタといえば、戦時中の人体実験で有名な731部隊のドナー達を連想いたしますが、もちろん今回の課題とは関係あるはずもありません。そうそう、毎回すってんころりんしそうになる、あの忌々しいカラフルな仁丹は本日の素材に入っておりませんので、まずは安心です。更にあの偉人カードも登場しませんでしたので、思想的な葛藤にも悩まされずに済みました。
さて、小学生は安定感のあるロールケーキによる丸太の造形でありましたので、倒壊の危機に瀕する作品が出る事もなく終始順調に進みましたが、学生クラスには、自宅から大量のお菓子を持ち込む子もおりましたので、怖くなった僕は途中で退散いたしました。今頃は、ピサの斜塔が乱立する世紀末のマンハッタンのようなクラス風景になっていることでしょうな。笑
今回、改めてクリスマスケーキという物を眺めてみましたが、そもそもそれは乳製品と卵と小麦のカタマリであります。つまり遊牧民と麦農家のコラボ。本来、日本には縁の遠い組み合わせですから、お祭りにふさわしい「有り難いオーラ」がスパークするのでしょう。祇園祭の山車を飾るペルシャ絨毯のごとき存在であると考えられます。そう思うと、子供達の作るデコラティブなケーキには、どことなく山車感が無くもありません。ちなみに、イタリアのクリスマスで食べるケーキは、スポンジだけの、何とも無味乾燥な形態とテイストでありました。日本でいえば鏡餅の無愛想さに似てますかね。
兎も角、圧倒的な密度のデコレーションがこれでもかと詰まったケーキ群を前にすると、今年も年末が来たんだなあと思うまでに、僕の中では儀式化された風景となってまいりました。それでは、少し早いですが、メリークリスマス!

毎年恒例のクリスマスケーキ作りであります。僕も今年で3回目となりますが、学生クラスの子には5回とか、きっと10回目という強者もいるに違いありません。
今回は、フランス語でなんちゃらと言う、木の丸太をイメージしたケーキです。マルタといえば、戦時中の人体実験で有名な731部隊のドナー達を連想いたしますが、もちろん今回の課題とは関係あるはずもありません。そうそう、毎回すってんころりんしそうになる、あの忌々しいカラフルな仁丹は本日の素材に入っておりませんので、まずは安心です。更にあの偉人カードも登場しませんでしたので、思想的な葛藤にも悩まされずに済みました。
さて、小学生は安定感のあるロールケーキによる丸太の造形でありましたので、倒壊の危機に瀕する作品が出る事もなく終始順調に進みましたが、学生クラスには、自宅から大量のお菓子を持ち込む子もおりましたので、怖くなった僕は途中で退散いたしました。今頃は、ピサの斜塔が乱立する世紀末のマンハッタンのようなクラス風景になっていることでしょうな。笑
今回、改めてクリスマスケーキという物を眺めてみましたが、そもそもそれは乳製品と卵と小麦のカタマリであります。つまり遊牧民と麦農家のコラボ。本来、日本には縁の遠い組み合わせですから、お祭りにふさわしい「有り難いオーラ」がスパークするのでしょう。祇園祭の山車を飾るペルシャ絨毯のごとき存在であると考えられます。そう思うと、子供達の作るデコラティブなケーキには、どことなく山車感が無くもありません。ちなみに、イタリアのクリスマスで食べるケーキは、スポンジだけの、何とも無味乾燥な形態とテイストでありました。日本でいえば鏡餅の無愛想さに似てますかね。
兎も角、圧倒的な密度のデコレーションがこれでもかと詰まったケーキ群を前にすると、今年も年末が来たんだなあと思うまでに、僕の中では儀式化された風景となってまいりました。それでは、少し早いですが、メリークリスマス!
