モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

その一歩

2015-02-16 20:38:38 | 学生

ひかり(中3) 水彩/デッサン

どうも幸介です!本日はめでたく高校受験に合格しました生徒の作品をご紹介いたします。
この冬、受験直前にアトリエの門をたたき、講師陣にも「入会がギリギリすぎるよ!間に合わないよ!!」とケツを叩かれて制作していた彼女。僕や小原先生には絵だけのことじゃなく、服のコーディネートから挨拶なんかまでも口出しされるも(小姑のようでした)、それも全て素直に聞き、自身に反映させることのできる屈託の無い人間です。きっと彼女なら、将来は姑さんとも仲良くやっていけるであろう、そう確信できます!!

そんなひかりですが、彼女のコメントをインタビュー形式でご紹介したいと思います。


---今回のデッサンや水彩で苦労したことはありますか?
「デッサンはビンやブロックの形をとらえて、影をつけるのが苦労しました。水彩は物の質感を出すのに苦労しました。」

---毎週アトリエで講師にムチャを言われていますが、アトリエに入って思ったことは?
「今まで分からなかった”自分”というか、自分で気が付くことが出来なかった自分自身を、ボンヤリとですが分からせてくれました」

---成長したということですね。ではそんなことを踏まえて、これからの高校生活へ向けて抱負をお聞かせください
「苦手なもの、やったことのないものに、自ら挑戦していきます。やります。」


…以上です!受験を乗り越えて、少し強くなったように見えます。
素直な視線で、聞いたものをすぐ吸収・反芻しようとするその姿勢は、彼女がまだ発展途上であると共に、これからの伸びしろも存分に感じさせてくれます。意地悪を言うような、重箱の隅をつつくような講師の指摘にもめげません。

苦手なものに挑戦する、という彼女の言葉もありますが、その挑戦しようという「もう一歩踏み出す」気持ちが中々出ない人がほとんどでしょう。彼女にはぜひ、もう一歩踏み出して楽しい人生を送ってもらいたいと思います!!

田中幸介
コメント
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